悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

読書

青森ドロップキッカーズ 森沢明夫

森沢明夫さんの小説です。津軽百年食堂、ライアの祈りと同じシリーズに位置付けされるのかと思っていたら、ストーリーは全く違います。大森桃子さんという登場人物がでてきますが、特に主人公でもなくこの物語では脇役ですね。なので、この本から読み始めて…

特殊清掃人 中山七里

先日、ブラブラと歩いているときにすれ違った若者を見て、何かを思って、それをネタにブログにでも書こうと思っていたのですが、肝心のその内容が思い出せない!!!ああ、メモでも取っておくべきだったと思いつつも、忘れてしまったことは仕方がない。それ…

毒を売る女 島田荘司

8月もあっという間に終わった気がします。もう9月ですね。朝夕が少し涼しい風が舞い込むようになったかな?と思いますが、日中は相変わらず暑い日が続きますね。 通勤中に読んだ、島田荘司さんの短編小説集です。 毒を売る女 渇いた都市 糸ノコとジグザグ ガ…

義経じゃないほうの源平合戦 白蔵盈太

本屋さんでこの本を見かけて手にとってレジに持っていこうとしたのはおよそ半年ほど前のことだったと思います。本を買って読み終えるとせっせとブックオフにもっていったり、ネットで売りさばいてくれる妻を思い出し、そっと元の位置に。というわけですっか…

天化JK ヤマダマコト 天化シリーズ本編の番外編?

ヤマダマコトさんはAmazon Kindleにおけるセルフ・パブリッシングの世界では結構有名なんではないかと思います。前々から読もうと思いつつ、放置でしたが、この度通勤などで読みました。 本編はこれまでに読了済み。ラノベのようですが、しっかりとしたスト…

ストーリーで学びなおす 大人の日本史講義 野島博之

Kindle電子書籍です。 サブタイトルに「古代から平成まで一気にわかる」となっているように、日本史の流れを一気に把握するにはちょうどよいです。学生時代には1年間かけて学んだ日本史を、受験などとは関係なく、大人の教養としての本ですね。 この本の目次…

八本目の槍 今村翔吾

Kindleにて購入した電子書籍です。八本目の槍。あれ?賤ヶ岳七本槍では?と普通思いますね。その通りで、八本目の槍というのは七本鎗にならなかった人物なんです。描くのは新進気鋭の時代小説家の今村翔吾さん。以前読んだ「じんかん」もとても面白かったの…

兎の眼 灰谷健次郎

お盆休みも私の職場は交代で誰かが仕事をしていると言う仕事です。台風のときには、普段は休むことのない、公共交通機関も停止したり、大型販売店も臨時休業するなど災害に備えていました。サービスを提供する側としては、より便利に利用してもらうために365…

遺骨 内田康夫

バタバタと忙しい一日でした。昨日と続けてこんな時間に帰宅。疲れすぎないようにしないといけませんね。 日大理事長の会見が行われたようですね。日大への家宅捜索で発覚した薬物。その前日には、林真理子理事長による「そういった事実はない」と言い切った…

闇狩り師 蒼獣鬼 夢枕獏 ファンタジー?バイオレンス?ハードボイルド?

Amazon Kindleより 暑い日が続きますね。北海道や避暑地でも猛暑日や熱帯夜になるなど、異常な気象です。近年の高温状況で即、地球温暖化?ということを結論づけるわけではないですが、人間が様々な環境破壊をしているのは確かでしょう。アスファルトが増え…

殺人鬼 横溝正史

Amazon Kindleより 横溝正史さんといえば、昭和を代表とするミステリー小説の作家さんですね。小学生の頃は小説というものがよく分からず、あまり読書はしませんでした。昆虫や動物の図鑑などは好きだったのですが、推理小説とかは全く読まなかったですね。…

幸福な食卓 瀬尾まいこ

最近妻がハマっているのが瀬尾まいこさん。この本も妻がブックオフで買ってきたもののようです。 この本の目次 登場人物 あらすじ 感想(ネタバレあり) この本の目次 幸福な朝食 バイブル 救世主 プレゼントの効用 登場人物 中原佐和子この本の主人公。多感…

密閉山脈 〜山男の栄光と恋〜 森村誠一

いつもと同じく、Kindle本で通勤中に読みました。久しぶりの森村誠一さんの本ですね。タイトル通り山岳を舞台にした長編推理小説です。 この本の目次 登場人物 あらすじ 感想 この本の目次 美しき遭難者 八ケ岳行 魂の香煙 婚前山行 闇の沈黙 燃え尽きた=夫…

優しい音楽 瀬尾まいこ

瀬尾まいこさんの本を妻がブックオフで買ってきました。そして読んでから、「読む~?」と私に薦めてきます。その前に読んだ「強運の持ち主」も結構面白かったので、割とハマっているみたいです。 tails-of-devil.hatenablog.com tails-of-devil.hatenablog.…

強運の持ち主 瀬尾まいこ

こちらは妻が買ってきた文庫本です。どうせ読み終えたらまたブックオフで売り払ってしまうでしょう。妻はしっかりしていると言うか、ものに固執がないというか、本などでもあまり溜め込まないですね。読んだら売るなり上げるなりしています。なので、読み終…

すじぼり 福澤徹三

急激に気温が上がりましたね。まだ5月なのにエアコンがないと厳しい状況になりつつあります。今年の夏が怖いですね。さて、いつものように通勤で読んでいた本です。結構前に読んだものです。 登場人物 あらすじ 感想 登場人物 滝川亮大学4年生だが、学業に…

ゴールデンウィークです!何する?仕事する!

私は、GWは仕事です。世間は4月29日から5月7日まで9連休という大型連休のところもあるようです。暦の上では本日は、平日であるにも関わらず、お休みのような状況でした。月曜日なので通勤電車内は仕事に行く人達ももちろん多かったですが、なんだかみんなGW…

水曜日の手紙 森沢明夫

森沢明夫さんの本です。いつ読んでもほっこりする気持ちになれます。 この本の目次 登場人物 あらすじ 感想 この本の目次 1章 井村直美の空想 2章 今井洋輝の灯台 3章 光井健二郎の蛇足 4章 井村直美の食パン 5章 今井洋輝の遺言 あとがき 登場人物 井村直美…

灰色の犬 福澤徹三

福澤徹三さんの本を初めて読みました。九州の言葉で書かれた会話がなんともいい感じでしたね。 登場人物 あらすじ 感想 登場人物 片桐遼平大学卒業後、就職するもブラックな職場環境で辞めてしまう。父が警察官で真面目な人間であることはわかっている。詩織…

神保町奇譚 池井戸潤

この本もKindle Unlimitedですね。Kidle Singleとなっていますので、普通の本なら1冊にならずにいくつかのエピソードのうちの一つとなる短編小説ですね。こちらも202円で購入できますが、30分程度で読めてしまうほどの分量です。 登場人物 あらすじ 感想 登…

犬にきいてみろ 池井戸潤

Kindle Unlimitedにありましたので、読んでみました。普通に購入しても202円と格安です。(短いですから当然か)池井戸潤さんの本って、「下町ロケット」や「半沢直樹」が有名ですが、この「花咲舞」シリーズもドラマ化されていて有名なんですね。半沢直樹シ…

ネメシスの使者 中山七里

以前、通勤時に読んだ本です。中山七里さんの「テミスの剣」と対になるような内容です。死刑制度について考えさせられます。先日あったニュースの影響もありますけどね。 news.yahoo.co.jp この本の目次 登場人物 あらすじ 感想 この本の目次 一 私憤 二 公…

テミスの剣 中山七里

3月はまだ終わっていませんが、4月がなかなか厳しい状況に陥りそうです。割りとキャリアの浅い人がポロポロとやめてしまい、新人が育ちきっていないので、想像するだけでも恐ろしいし、うんざりします。さて、こちらの本は中山七里さんの小説です。最近読ん…

贖罪の奏鳴曲 中山七里

WBC、今日も勝ちました。佐々木朗希投手があの震災被害者でもあり、父と祖父母を失ったそうですね。そんな過去を持つ佐々木投手に、忘れられない3.11に合わせての登板でした。球は速く、160Km/h台を連発しますが、味方のエラーもあって、初回に先制点を許し…

メインバンク 咲村観

先日から読み始めた本です。咲村観さんの本は読んだことがないのですが、読書の水先案内をしてくれているムッくん様のブログの影響もあり、読んでみようと思いました。 読み終えて随分経過しているのですが、ブログを書く時間がなかなかとれず、ようやく投稿…

夜明けのすべて 

瀬尾まいこさんの「夜明けのすべて」を読みました。大変読みやすい文章で、スラスラと読めます。まとまった時間が撮れずに一気に読むということはできませんでしたが、気づけば読み終わっていました。この本は私が購入したものではなく、妻が購入したもの。…

百戦百勝 働き一両・考え五両 城山三郎

以前、Kindle Unlimitedで読んだ本です。経済小説ですが、人生訓を多く含んでいます。 この小説の目次 登場人物 あらすじ 感想 この小説の目次 序章 都心の妖怪 1 青い風の中で 2 ネズミがだめなら 3 浮き沈み 4 寝耳に水 5 妻をめとらば 6 暴力買い 7 金庫…

恩讐の鎮魂曲 中山七里

大型寒波が日本列島にやってきています。ものすごい寒さですね。不要不急のようがない人は外出しないように言われていますが、全く外に出ないわけにも行かない人がたくさんいますからね。 前回、2作目から読み始めたこの「悪魔の弁護士 御子柴礼司」シリーズ…

追憶の夜想曲 中山七里

弁護士御子柴礼司シリーズらしいです。名前はなんとなく聞いたことがあるのですが、この本を読むまでは前知識はありません。テレビドラマにもなっているらしいですね、いや、何も知らずに読んでみるというスタイルは相変わらずです。 この本の目次 登場人物 …

影法師 百田尚樹

百田尚樹さんの影法師を読みました。 茅島藩という架空の小藩の武士たちの物語です。 登場人物 あらすじ 感想 登場人物 名倉彰蔵茅島藩筆頭家老に上り詰めた人物。元の名は戸田勘一。 磯貝彦四郎少年時代は学問、剣術ともに非常に優れた人物です。ある事件を…

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