悪魔の尻尾

みなさ~ん、元気にしておりますか?

トランスフォーマー ONE

画像は公式WEBよりキャプチャ

久しぶりに映画館に行きました。
9月20日に公開したばかりの映画です。
息子はトランスフォーマービーストウォーズなども大好きなので、この映画が公開されたら一緒に見に行こうということになっていました。
トランスフォーマーはもともとはタカラが発売したおもちゃが起源です。
それをアメリカの玩具会社であるHasbroがアメコミ界のビッグであるMARVELと協力してテレビアニメ化し、それが大ヒットしました。
映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグトランスフォーマーの製作に携わっており、2009年には実写映画として公開されヒットしました。
監督は破壊王の異名を持つマイケル・ベイ監督でした。
その後、シリーズとして作品を出し、それなりの評価を得ているものの、最近の作品はマンネリ感が否めず、興行的にも振るわなかったようですね。
今回はトランスフォーマーのキャラクター、主人公に当たるオプティマスプライムとそのライバルであるメガトロンの誕生に係る内容です。
今回は人間は全く登場しませんし、地球のお話でもありません。
そのため実写ではなく完全フル3DCG作品です。
割り切った作りとも言えますので、オリジナルの当初のアメコミに近い内容になっているものと思われます。
人間は登場せず、地球の存在すら語られていません。
フルCGでサイバトロン星というある星での出来事を描いていますが、元々トランスフォーマーというものはそういうものらしいです。
ものすごくSFなのですが、そこに登場するロボットは、オートボットディセプティコン、サイバトロンと呼び方は異なるものの、いわゆる生命体です。
動物などとは違うため、金属生命体という名称が用いられることもあります。
サイバトロンというのがおおくくりの言葉になるみたいですが、サイバトロンは星の名前でもあります。
オートボットは正義側、ディセプティコンは悪側というふうになっていますが、誰が正義で誰が悪なのかは一見しても分かりません。
そしてこんなにSFっぽい内容なのですが、登場するキャラクターは驚くほど泥臭く、人間的な発想、行動をする連中たちです。
まあ、そこが面白いと思える人は楽しめますが、あほらし~となってしまうとたちまち陳腐な映像としか映らなくなるでしょうね。

ちなみに日曜日なのですが、映画館に入っていた客の数は簡単に数えられるほどでした。
私たち親子は一番うしろの座席の中央。
だいたいそのあたりはや羽目に埋まってしまうのですが、両隣には誰もいません。
かろうじて離れたところに親子連れとカップルがいました。
一つ前の列は無人ですし、もちろん最前列等前の方はほぼ空席状態でした。
あ~、日本ではもうトランスフォーマーは受けないのかな?という感じです。
オタク人気というか、一部のファンしか見ないのでしょうね。

 

キャラクター紹介

オライオンパックス
主人公、後のオプティマスプライム
サイバトロン星でエネルゴン採掘の労働者として働かされているが、外の世界にでたいという希望を持っている。

D16
後にメガトロンとなるが、もともとはオライオンパックスの親友。
真面目でルールを守ることが全てと考えており、オライオンパックスとは考え方が違う。

エリータ
物語当初はオライオンパックスやD16たちを取りまとめるリーダー。
女性キャラクター。

B127
後にバンブルビーとなる。
小柄でおしゃべりなキャラクター。

センチネル
センチネルプライムと名乗っているが、プライム一族ではなく、サイバトロン星の住人たちを奴隷のごとく扱っている裏切り者。

エアラクニッド
センチネルに使える蜘蛛型の女性トランスフォーマー

アルファトライオン
サイバトロン星の元英雄。
他のプライム一族は裏切り者のために命を失う。
唯一の生き残りでオライオンパックスたちに真実を打ち明けるとともに力を授ける。

スタースクリーム
サイバトロン星をセンチネルに奪われたものの隠れながら抵抗を続ける者たちのリーダー。
強さこそがすべてという行動原理をもっている。

サウンドウェーブ
スタースクリームに従うメンバーの一人でショックウェーブとともに抵抗を続ける。

ショックウェーブ
サウンドウェーブとともにサイバトロン星でセンチネルたちに抵抗を続けている。

 

あらすじ

労働用のロボットとしてサイバトロン星の地下で働く二人組ロボット。
オライオンパックスとD16は性格は全く異なるが馬が合うのかグータッチをするような仲。
「トランスフォームも出来ないくせに」と上官からバカにされる二人は、トランスフォーマーに必要な変形能力をまだ持っていません。
ある日、二人は、謎のSOSメッセージを受けて、B127とエリータとともに、その場所へと向かいます。
4人が見つけたのは、過去の英雄たちが倒れている場所でした。
元英雄であるアルファトライオン飲みが生き残っており、この星の支配者であるセンチネルは実はプライムではなく、裏切り者であることを告げます。
実は彼らは労働用のロボットではなく、生まれながらにしてそれらの能力をセンチネルから奪われ、奴隷として働かされているのでした。
アルファトライオンは4人にトランスフォーム(変形)するための能力を授けます。
オライオンパックスとD16は与えられた力を使ってサイバトロン星を救うのですが、二人の方法や考え方には違いが生まれてくるのでした。

 


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ここまでがシャイア・ラブーフ主演の実写版映画。
この3部作は出来栄えもストーリーの一貫性もあって完成度が高いと思います。

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実写映画の3部作はBlu-rayも購入したので、これらの作品は複数回見ています。
やっぱり中でも初代作が一番面白かったですかね。

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この2つは、よせばいいのに続編の依頼を受けてマイケル・ベイ監督が手掛けた作品です。
主演はシャイア・ラブーフからマーク・ウォールバーグに変更され、ストーリーも練り直しとなりました。
連続性が全くなくなったわけではないですが、1~3作目とは別物と考えたほうがいいですね。
制作陣はそれほど変わっていないと思うのですがね。
ロストエイジはかなり長い映画でした。
見ていて疲れます。
映像は見事なのですが、2時間45分もの長さはやはり長いです。
長く感じるというのはそれだけ中身に訴えかけるものがないということでもあると思いますね。
中国色がかなり色濃く出てきまして、興行的にも今ひとつ。
さらに最後の騎士王は多少短くはなったものの、それでも2時間半。
興行的には奮わず、ロストエイジ、最後の騎士王ともに評価も低かったですね。
映像はすごいのですけどね。

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トランスフォーマー映画でのアイドル的な立ち位置になるのかもしれませんが、人気者のバンブルビーをクローズアップした外伝的映画。
やはり人間との距離感が近い内容で見ていて楽しかったですね。
親近感がわくというか、初代作品に近い感じで、その点がロストエイジや最後の騎士王とは違うところですね。

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有名声優たちが大暴走したアニメ作品として有名な「ビーストウォーズ」を映画化した作品です。
全然別の物語でこれまでの映画作品とはなんのつながりもありません。
バンブルビー」とは少し繋がりはあるみたいです。

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