悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

トランスフォーマー ロストエイジ

この作品も息子の要望で見に行った。
個人的には「もういいや」という気分にもなっていたんだけど、映画化なんで見ると楽しめる映画には違いないと思っていた。
日本では後悔したばかりということもあって満員。
ストーリーは映像ありきの作品なので毎度のことながらあまり理解できなくても見れる。
息子は熱くトランスフォーマーの世界を語ってはくれるが、どうも詳しく頭のなかには残っていかない。
しかし映像は迫力あるし、もうゲップが出そうなくらい激しい戦闘シーンが続く。
特に香港でのトランスフォーマー同士の死闘はもうメチャクチャ。
驚くのは映画の時間の長さ。
こういう映画は迫力のあるシーンをどーんと見せて終わりという感じのものが多く、時間は短いものが普通だとおもうが、165分もある。
長い、とても長い映画である。
息子の期待していたグリムロック(恐竜タイプのトランスフォーマー)の登場シーンがなかなかなく、本当にいつになったら登場するんだろうと思っていた。
しかし後半登場して終わりということではなく、きちんとグリムロックを始めとする恐竜タイプのトランスフォーマーもタップリと活躍シーンが用意されている。
アメージング・スパイダーマンの2作目でメカのライノックスは本当に最期にちょこっと出てきてだけでそこはガッカリだっただけに見応えはあった。

当然こういう作品なのでCGがベースになっている。
いくら実際に爆発させたり落下させたりするのが大好きなマイケル・ベイでもトランスフォーマーを実際にこしらえることはできない。
CGのレベルももちろん作品を追うごとに上がってきていると思うが、ここまで来たらもうそういう次元ではない。
残念なのはトランスフォーマーなのにトランスフォームするシーンがしょぼいこと。
もちろん、オプティマスプライムなどの変形シーンは迫力があるのだが、敵の変形は細かく分裂してからロボットの形になるのでトランスフォームというイメージではない。
どちらかというとターミネーター2の液体金属T1000の変形に近いかもしれない。

概ね満足だが、ストーリーを追ってはいけない。突っ込みどころも多くある。
巨大で圧倒的な強さを誇る敵を相手に人間が戦うのも違和感ありすぎ。

映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』公式サイト 12.13[Wed]Blu-ray&DVDリリース!

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