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トランスフォーマー ビースト覚醒

 

息子と映画を見に行ってきました。
トランスフォーマー ビースト覚醒

tf-movie.jp

位置づけとしては新しいシリーズになるのか?と思います。
一応前作「バンブルビー」の続きとのことですが、これまでの物語とのつながりはあまりありません。
なので初めて見に行く人でも全く問題なく、トランスフォーマーの世界を楽しめると思いますが、ドン引きするかもしれません。

 

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トランスフォーマーの映画はこれまでも何度も見ています。
私は特にファンというほどではないのですが、迫力のある映像は劇場で見る価値アリです。
ストーリーは強引というか、破天荒な内容なので、それを受け付けるかどうかによります。
まあ、ハリウッド映画、娯楽大作の映画なんてそういうものでしょう。


昨日公開したばかりの新作で、初の週末を迎えたわけでそれなりの客入りがあるかと思っていましたが、ガラガラの状態でした。
内容はそれほど悪くはないのですが、さすがにこういうたぐいの映画が日本ではすでに飽きられてしまっているのかもしれません。
私も息子も飽きずに見に行っていますが、ストーリーも展開も映画を見ている間はとても楽しめるものなんです。
派手な映像を撮らせたら天下一品のマイケル・ベイが手掛けていますが、今回は製作側の人間としてで、監督は別の人物ですね。

ビーストウォーズというCGアニメのテレビが1990年代後半にありました。
息子は生まれた年に日本で放映されていたものですが、子供時代に慣れ親しんだのか、今もその頃の玩具を大事に保管しています。
(まあ、かなりオタクが入っていますけどね)
トランスフォーマー自体はタカラトミー(合併前はタカラ)から発売されていた玩具(ミクロマン等)が元祖ですが、アメリカのHasbroという会社と業務提携し、生まれました。
この車に変形するトランスフォーマーというのが北米で大ヒットし、TVアニメもヒットしたようです。
元々の玩具の世界にはその背景となる世界観はあったのでしょうが、Hasbroでオリジナルのストーリーやらキャラクターが与えられ、生まれたともいえます。

そして2007年には最新のCG技術を駆使した迫力の映像で映画として公開、シリーズとしてこれまで5本と外伝作品の1本の6作品が作られました。
今回の映画は7作目の映画となります。
最初の3部作とその後の2部作とは繋がりがあるようで微妙なところ、外伝である「バンブルビー」もストーリー的にはリンクしているようなしていないような感じです。
まあ、いうなればグダグダなところもあるわけです。
そういうご都合主義なのがアメリカ、ハリウッド映画ですね。
まあ、1作目の映画よりも前の時代設定1994年というのが本作の舞台なので、ストーリーや背景を詳しく知る人は、その世界観にもハマれるんでしょう。
私は全然バックグラウンドを知らないのですが、解説者の息子がちゃんといるので、ストーリーや世界観についてなんとなく掴んでいるつもりです。

日本語吹き替え版を見に行ったのですが、やはりビーストウォーズファンは吹き替えになるのでしょう。
声優無法地帯といわれたアニメ「ビーストウォーズ」で、息子は彼ら声優の大ファンでもあります。
今回の映画に当たって、ビーストウォーズの声優たちも集まって宣伝をしていますが、実はこの映画にはあまり出ていないんですね。
アドリブ王の千葉繁さんやら、山口勝平さんやら。
アニメ「ビーストウォーズ」は、本来はシビアな内容のはずが、笑いで誤魔化してしまったという作品です。
この映画でもそういうノリを期待している人は残念ながら、さすがに映画ですからそうは行かないですね。
ただ今回の主人公のバディとなるミラージュというトランスフォーマーは声を担当しているのがオリエンタルラジオの藤森慎吾さんですから、どこかコミカルなところも期待されての起用と思います。


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こちらの内容だと映画が全くわからないですよね。
まともな予告編はこちらですね。


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ちょっぴりネタバレをすると、金属生命体同士、オートボット(サイバトロン)対デストロンディセプティコン)という内容が多かったのですが、今回の敵はそういうレベルを超えているユニクロンが登場します。
トランスフォーマーの世界にあっては圧倒的な存在で倒すことはできない巨悪です。
惑星からトランスフォームし、惑星を食料とするというもう言葉にしてもわけが分からない世界です。
そして今回の主人公の人間も大活躍します。
まるでアイアンマンのように。

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