悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ゴジラVSコング 新たなる帝国

画像は公式サイトより

映画館に行ってきました。
まだ観終えてそれほど時間が経過していません。
前評判は微妙な映画です。
あまりがっかりしないように、予行演習ではないですが、同じようなおバカ映画を昨日視聴しました。
ジェイソン・ステイサム主演のサメ映画。
B級映画ではないのですが、限りなくノリはB級っぽかった映画でした。
それについてはまた後日改めて紹介します。

4月26日から公開が始まったGW映画です。
内容から言ってもお子様と一緒に楽しみファミリー映画でしょう。
ただ、日曜日のお昼の時間なのですが、劇場内はガラガラでした。
半分も席は埋まっていなかったと思います。
子供の頃に観た「キングコング」(1976年)版は劇場はいろんな年齢の人がいっぱいでした。
考えてみれば、子供の頃、映画館に行って立ち見というのも結構ありました。
最近は立ち見というものが禁止されてしまったのかどうかわかりませんが、座席は指定ですし、途中から見てそのまま立ち見、上映が終わって出ていった人の席の後に座ってもう一度見る、なんてことが普通にありましたよね。
最近は上映のたびに総入れ替えになるのでそういうことは無理なのでしょうね。

脱線しましたね。

あらすじです。
壮絶な戦いを経たゴジラとコング。
戦いから3年。

画像は公式サイトより

画像は公式サイトより

 

ゴジラは地上で他の怪獣たちを黙らせ、地上の支配者であることを見せつけます。
コングは地底内にある空洞で暮らしており、この巨大生物が再び戦うという惨事は避けられています。
コングと同調する能力を持つ聴覚障害の少女ジアを引き取ったのは、モナークの科学者であるアイリーン。
しかしジアは謎の信号を受けて、コングになにか起きると訴えるのです。
モナークとしても謎の波長の信号をキャッチ。
アイリーンとジア、モナークの専属の獣医であるトラッパー、そして前回もひょんなことから地底世界に行ったことがあるバーニーがこの調査に加わることになります。
コングは地底世界でまだ見つけていない土地に入り込みます。
そこではスカーキングと言う巨大な猿が支配する土地でした。
スカーキングには強力な戦闘力をもつモンスター、シーモがいるのでした。

画像は公式サイトより

画像は公式サイトより

 

シーモは冷凍能力を持ったブレスを吐き出し、あらゆるものを凍結させてしまいます。
冷凍ブレス攻撃によって右手を負傷したコング。
コングを手助けするためにモナークはコングの右手を補助する機械を取り付けます。
そしてコングはかつて死闘を繰り広げたライバルのゴジラに助けを求めるのです。
ゴジラ+コングの表の支配者コンビとスカーキング+シーモの地底内の覇者コンビによるタッグマッチが始まりました。

粗筋を書いていながら、バカバカしくなってくるようなご都合主義のストーリーです。
もうなんというか、そういう細かいことはどうでもいいよ~って映画です。
そうです、楽しんだもん勝ちの映画です。
怪獣プロレス映画ですね。
本当にそう思えるようなシーンもいくつもあります。
ゴジラが見せた技はプロレスで言うところのブレーンバスターですし、スタン・ハンセンバリのウエスタンラリアットもありました。
東宝の昭和ゴジラシリーズのようなチープなクオリティではなく、ものすごくお金も手間もかかったと思われるCGで大迫力ですが、やっていることは変わりません。


www.youtube.com

そして怪獣たちはこれだけではありません。
2時間弱の映画で冒頭からゴジラ大暴れ。
ゴジラに楯突く昆虫のような怪獣をたちまちぶちのめします。
更にコングはコングでヘビのような形状、かつてのマンダのような怪獣と戦いますが、実力の違いを見せつけて、ぶち殺して食料とします。
群れをなして攻撃する狼のような動物との戦いもありますし、肉食の巨大な翼竜も登場します。
別次元の存在感を放っていたのがモスラです。
ゴジラとコングの守護神のような存在でした。
見方を変えれば、プロレスのレフェリーに見えなくもないですね。

ともあれ、もう怪獣たちが大暴れして戦いまくるというシーンがふんだんにあって、そういうものを期待して、見る映画ですね。
ゴジラとコングという最強のタッグによって地底の覇者スカーキングと戦うのですが、途中まで敵だったシーモが雲行きが怪しくなったことからか、それともスカーキングが持っていた武器が壊れてしまったからなのかはわかりませんが、あっさりと裏切ります。
怪獣のくせに、現金なやつです。
スカーキングたち、大猿たちの行動もなんだかとても人臭いです。
「ああ、おるよなあ、こんなタイプ」というようなものを発見するのも楽しいかもしれません。
そしてスカーキングを倒して、もとに戻るゴジラとコングですが、コングは地底世界に戻り、スカーキングに変わってサルたちの支配者になります。
ゴジラは、イタリアのコロッセオに戻り、体を円形に丸く畳んで、眠りに入ります。
「いや、あんた、そこは海に戻ってくれよ~」とイタリア政府は思ったことでしょう。
その姿が自分の犬小屋に戻る犬のようで、笑ってしまいましたね。


さてこの映画の評価ですが、大画面で見るのは楽しいです。
ご都合主義と言われようと、「日本よ、これがハリウッドだ」でぶっちぎってくれていますね。


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com



 

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.