悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

龍が如く7 光と闇の行方

画像はAmazonより

ようやく終わりました。
というか、もう「龍が如く」シリーズはプレイしないでおこうと思っていたのですが、気づいたらポチっていたのが、昨年の秋。
Steamのセールで81%オフの1317円でした。
これまでの「龍が如く」シリーズは桐生一馬という強烈なカリスマ主人公を中心に物語が進んできましたが、前作の「龍が如く6 命の詩」で終わりということになりました。
そして新たに登場した主人公がこのモジャモジャ頭の春日一番。
名前も派手だし、極道っぽくないキャラで、困難で大丈夫なん?って心配しつつもどうもやる気も起きず、放置していたのです。
発売当初は批判もそれなりにありましたが、プレイするユーザーたちの意見は概ね好評ということもあると、段々とやってみたくなり、こんなに安いチャンスはないと思ってポチっていたんですね。

毎日少しずつプレイして~というスタイルではなく、休みの日には結構やり込みながら、仕事やその他の用があると放置というプレイスタイルです。
それにしてもムービーが長いです。
このシリーズは大体ムービーゲームと言われるくらい、ムービーが中心のアクションゲーム。
でも今回の作品は殴る蹴るというプレイがアクションではなく、コマンド選択式のRPG形式になったんですね。
最初は違和感ありまくりましたが、慣れました。
ただ、プレイ時間はめちゃくちゃ伸びましたね。
どうしても戦闘シーンは避けられず、それが長いんですね。
ムービーゲームと言うからにはそれを見ればいいやん、という意見もありますし、否定はしませんが、やっぱりゲームはプレイしてなんぼという気もします。
やはりイベントシーンをYouTubeでダイジェストで見るのと、苦労しながら突破するのでは感情移入が全然違いますからね。

そしてこのシリーズは人気が出るに従って俳優を始めとした著名な芸能人がキャラクターとして登場するのも見どころなんですね。
龍が如く6 命の詩」ではビートたけしさんや小栗旬さん、藤原竜也さん、真木よう子さんが出演していましたが、今回は中井貴一さん、堤真一さん、安田顕さんが出演しています。

 

tails-of-devil.hatenablog.com

 

tails-of-devil.hatenablog.com

 


とはいえ、CGで本人が自ら演じているわけでもないのですが、誰が見てもその人とわかるくらいの出来栄えです。

さてストーリーですが、終わってみると、割合良かったかな?と思っています。
もちろんツッコミどころ満載で、酷いなあと思えるような部分は多々あります。
それはこのシリーズ全てに言えることで、「龍が如く5 夢、叶えし者」とかに比べると全然許せるレベルでしょう。

 

tails-of-devil.hatenablog.com

 

tails-of-devil.hatenablog.com

 


やはり「龍が如く0 誓いの場所」は段違いに良かったと思いますけどね。
これまでの龍が如くシリーズもお笑い要素もありますが、基本的にシリアスなヤクザ、裏社会の物語です。
その点は変わっていないはずなのですが、どうも主人公の春日一番がお笑いキャラの要素が強すぎるんですね。
ただ、もうプレイするとみんなファンになるんじゃないかな?と思えるほどの好キャラです。
お人好しを突き抜けた人物ですね。
もうなんというか、真相がわかってからは気の毒すぎて辛いんですが、どん底人生からのスタートということもあって落ちようがないというのが救いなのですかね。


www.youtube.com

ムービーだけで8時間以上もありますね。
凄まじい長さです。
そして戦闘がまた長い。
ザコ敵がたくさん湧いて出てきますが、移動時に何度も遭遇するので、なかなか目的地に移動するのに時間がかかるんですね。
まあ、戦闘を避けるとレベルが上がらないので、ある程度経験値稼ぎの意味でも戦闘はしないといけないのですが、それがちょっとだるいですね。
経営不振の老舗煎餅屋を立派な会社にしていく「会社経営」はストーリーそっちのけでやってしまいましたが、ポケモンならぬ「スジモン」とかはほとんどう放置でした。
やりこみ要素はたくさんあるゲームですが、時間がかかりすぎるんですね。
また毎回おなじみのキャバクラ攻略やテレクラなどのお色気路線は控えめなようです。
AV女優などをオーディションで選んだりと派手なプロモーションを仕掛けるのもこのシリーズの特徴なのですが、あまりウケていないということがわかったのでしょうね。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.