悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

PCでゲームを~ゲームPCの魅力と「おま国」

Steamというプラットフォームでゲームを購入することが多くなりました。
我が家にはSwitchをはじめ、Wii UWiiPlaystation4Playstation3、など据え置きゲーム機が色々とありますが、ゲーム機ってとても手軽で良い反面、新しいゲーム機で過去のゲームが遊べません。

PCゲームも似たようなところがあり、古いゲームは遊べなくなったりもしますが、ここのところ、WindowsOSで動くゲームの場合、よほど古いゲームでもない限り、ずっと遊べます。



Steamというプラットフォームでは、セールの時期になるとものすごい割引率でついつい買ってしまうのです。
新作が出た当時は5000円以上するゲームが、セールのときには半額とかはザラで、物によっては90%オフとかもあります。

最近セールで購入したゲームでは、Horizon Zero Dawnというものがあります。
相当長い年月をかけて作られた大作ゲームです。
そういうわけで、もともとはかなりの価格で、グラフィックを含めて素晴らしい出来栄えのソフトウェアです。
日本語ローカライズも完璧で有名声優さんのセリフも素晴らしいです。
残念ながら日本国内では人気がなく、プレイステーションなどでもかなり安くソフトウェアが手に入ります。
セールで2000円以下で手に入りました。


本日「龍が如く3」を872円でダウンロード。
この作品はまだ未プレイなので早速ダウンロードしてプレイをし始めました。

最後までプレイしていないゲームもある中で、こうして購入してますます積みゲーが増えていくのでしょうね。

ただ、いいことばかりではなく、面倒くさいことも多いです。
まずはパソコンと言うハードウェアにものすごくお金がかかります。
ゲーム機の場合、高くても10万円もしませんよね。
ところがパソコンでゲームを動かそうと思えば、10万円と言うのは最低クラス、というかグラフィックボードを搭載したパソコンはまず買えません。
20万円くらいはないと厳しいというのが正直なところです。
え?なんで?今の時代10万円も出せば性能の良いパソコンが買えるのでは?問疑問はもっともです。

 

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Windowsが出る前には国民機と言われた日本電気NEC)のPC9801でもゲームはできました。
コーエー三国志などのシミュレーションゲームはリアルタイムのグラフィック処理などがそれほど必要ないため、そういったゲームはPC9801シリーズなどでも楽しみました。

その後、Windows時代になりパソコンの性能は上がりましたが、ゲーム機の性能も大幅に上がり、それに従って高度なグラフィックを多用したゲームが増えます。
パソコンにはゲームで使うほどのグラフィック性能は必要なく、多くのパソコンではグラフィック専用のハードウェアを持っていません。
普通のパソコンはゲームに向いていないのはそういう事情です。

ただ、20万円のゲームパソコンの場合、ゲーム機のようにゲームしかできないということはなく、パソコンとしても一流の性能のパソコンになります。

パソコンは安くなりましたが、ゲームをしようとして購入したパソコンを使っていると、安いパソコンはとてももっさりしていると感じてしまいます。
それくらいゲームパソコンの性能は際立っています。
ゲームパソコンを使っているとゲーム以外の普通の作業なんて本当に軽い作業で、ゲームパソコンでない家族のPCのメンテナンスをしたりすると、「なんてもっさりしているんだ~」とイライラしたりします。

面倒くさいことは日本語環境がないゲームも結構あるということです。
英語ができる人は全く問題ないですが、日本語環境がないと言うのは正直つらいです。

日本におけるSteamもかなりのシェアになってきていると思いますので、日本語ローカライズされたゲームも増えてきています。
SwitchやPlaystaitionのストアでもインディーズゲームが豊富に出回るようになったことも多いのでしょう。
とはいえ、早期アクセス(アーリーアクセス)ゲームなどは、未完成のまま、βテストのような形態でハイフしているゲームなどもあり、日本語が不自由なゲームもまだまだあります。

日本のゲームメーカーは海外ではPCゲームとしてとても安い価格で販売していたりするのですが、日本国内にはゲーム機用の価格もあるためか、販売していなかったり、不当に高い価格で販売していたりします。
PCゲームの間では「おま国」と呼ばれることです。
「お前の国」を省略した言い方なのですが、「お前の国には売ってやらねーよ」ということです。
ゲームメーカーとしてはゲーム専用機のゲームソフトが国内で流通している価格を守るため、海外のパソコン用で売られている価格での販売ではなく、日本語ローカライズされているモノをわざわざ日本語を外して販売し、日本語パックとしてDLCダウンロードコンテンツ)として不当に高い価格をつけていたりします。
そういう会社は当たり前のことですが、PCゲーマーからはメチャクチャ嫌われています。


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とまあ、色々と文句を並べ立てましたが、今はパソコンでゲームをする環境はますます整い、極端な「おま国」ゲームはだんだん少なくなってきていると思います。
有志による非公式日本語ローカライズもありますし、日本語で遊べる環境も充実しています。
とは言え、パソコンのことがよくわからない~という人にはまだまだ敷居が高い気もします。
でもゲームするだけなら、ゲームパソコンさえあれば本当にインストールなどは簡単なんですけどね。

PCゲームならではの楽しみ方には改造があります。
MODという改変するためのソフトウェアを組み込んで楽しむのですが、ゲーム専用機では楽しむことのできないことです。
YouTubeなどでなんだこれは?と思うような普通ではないゲーム動画を見たことがある人は多いと思うのですが、だいたいそういうものはMODによる改造です。



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日本のソフトウェアメーカーはこれらの改造を認めていないところが多く、海外のソフトウェアメーカーとは違いますね。
ただし、オンラインゲーム等の場合、こういったMODはチートとみなされ、場合によってはBAN(アカウントの剥奪)されることもありますので、あくまで他人に迷惑をかけないオフラインで楽しむことが前提になります。



 




 

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