悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Windows10 今一つの評価

Windows10が出てすでにアップグレードした人も多いと思う。
Windows8/8.1でさんざんな評価だったMicrosoftだが、Windows10になっても評価がいいというほどではない。
新しいOSが出たからといって飛びつくのはパソコンが好きな人であり、多くの人はパソコンを単なる道具としてしか見ていない。
Windowsの機能に期待する人もあまり多くない。安定して動いてくれればいいと思っている。
無料でアップグレードできると言うのは一見素晴らしいことにも思えるが、今の環境に特に不満がなければアップグレードはためらう。
アップグレードしたパソコンの面倒は誰が見てくれるのか?
パソコンメーカーは見たくない。
Microsoftは華やかなことを言って新しいOSにさせたがっている。
しかしサポートは何処までしてくれるのだろうか。期待薄。
パソコンを使って何をするか。
WEBを見たり、メールをしたりというのが通常の人の使い方。
古くから使っていたり、業務で使用している人は文章作成や表計算、つまりOffice系のソフトを使うためでもある。
デジカメが好きな年配の人には一眼デジカメで撮影した写真を整理したりするために画像整理ソフトやレタッチソフトなどを使うだろう。
アクティブに発信したり、ネットでも様々な活動をしている人はWEBページを作り、それらのメンテナンスに利用する。
写真だけでなく、絵を描いたりするのも今やパソコンである。
2Dなら手書きだろうけれど、3DはPCならではの世界。
グラフィック、デザインの世界とPCは切り離せない。
コアなゲーマーはコンシューマーゲームよりももっととがったPCゲームが楽しい。
まさに様々な事ができる万能性がPCの魅力でもあるが、ここにOSの魅力というものはない。
もちろん業務で利用するうえで、セキュリティ面のことやシステムの堅牢性といったところは評価に値するが、一般の人にとってはあまり魅力ではない。
新しいブラウザEdgeも華々しく出たが、対応していないWEBページも多く、特に証券や金融では使えないと思っていたほうが良さそう。
業務システムで使うのもまだまだIEベースなんだろう。

そう考えていくと、新しいOSに乗り換えるというのはリスクが大きい割には魅力が薄い。
パソコンも新しい物が出ているが、それほど魅力がない。性能も頭打ちなのだろうか。

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