悪魔の尻尾

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Windowsパソコンの面倒臭さ

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2021年3月のWindows Updateで一部のプリンターで印刷しようとするとブルースクリーンが発生して再起動するという症状がありました。
これにより、職場もてんやわんやだったりします。

 

毎月の定例Windows Update

毎月第2水曜日は、ヒヤヒヤしながらです。
これはパソコンメーカーが悪いわけでもないですし、もちろんユーザーが悪いわけでもありません。
Microsoftも悪いものを作る気はなく、セキュリティのために、「良かれと思って」やっているのがWindows Updateなんです。

Windowsという仕組みはもともとDOSベースから発展してきました。
それらの膨大なソフトウェアの互換性というものを大切にしてきたというのがMicrosoftの方針であり、良さでもあります。

しかし、今の時代の設計とは違い、互換性を意識するあまり、色々と問題も多いわけです。
だいたいDOSや初期のWindowsにはネットワークというものを考えて設計されているわけでもなかったのです。

その点、スマートフォンなどは、後発のメリットが大きいなあと思っています。
そもそもはじめからインターネットありきで設計されています。

もう一方の雄であるApple

AppleiPhoneなどは元からの設計思想からして違います。
AppleスマートフォンであるiPhoneだけでなく、もともとはMacBookなどのパソコンを作っているメーカーです。
さらにAppleはハードウェアとそれを動かすOS、どちらも作っているメーカーです。
なので、いろいろな問題は起きにくくなっています。

さらに言えば、Windowsの互換性を重視している姿勢とは全く逆の思想で突き進んでいます。
それはそれで潔く、一種の美学だなあと思います。

しかし、ビジネスにおいてはやはり連続性、継続性が重視されます。
つまり互換性重視ですね。
実際に使われているパソコン、特にビジネスで使われているパソコンのシェアを見ればそれははっきりしています。

 

これからの時代 モバイルファースト

スマートフォンはもともとが携帯電話です。
通信でつながったままになっていることが前提。
なので簡単に入り込むような仕組みになっていません。

ただ、穴はもちろんあります。
脱獄や野良アプリをインストールした場合、セキュリティは保証されません。

でも普通の人はそんなことをしないので、とても使いやすくなっています。
iPhoneAndroidスマホでもフリーズはありますし、動作しなくなることもありますが、大抵は再起動すると何とかなります。

たちの悪いのはWindowsでフリーズして強制終了せざるを得なくなり、強制終了したあと、起動しなくなったという相談もあります。

理由なんてわかりません。
Microsoftに聞いてほしいです。
もちろんハードウェアが原因の可能性もありますが、ここのところのWindows Updateの面倒臭さや、アップデートファイルの巨大さを考えると、そちらに問題があるとしか思えないです。

Microsoftの強引さは今に始まったことではないです。

不思議に思うのは、互換性を大事にしているマイクロソフトは散々叩かれるのに、ユーザーを平気で置いてきぼりにしていくAppleはあまり叩かれないことです。
確かにアップルのサポートは優秀ですし、ハードウェア、ソフトウェアともに先進的で洗練されているイメージがあります。
しかしながら、UNIXベースのMacOSになるまでは結構散々だったんですけどね。

Microsoftの今後

未だに圧倒的な支配力をもつMicrosoftですが、これからの時代を考えると、どこかでビジネスモデルを買えざるを得ないということになります。

Surfaceというノートパソコンを作り、もともとはビジネスパートナーだったパソコンメーカーととは競合する関係になりました。

MicrosoftとしてはMacbookのようなブランドに育てたいのでしょう。
そして同時にMicrosoftアカウントを強引に使わせることによって、GoogleアカウントやApple IDのようなプラットフォームも欲しかったのでしょう。

今の所失敗ではないものの、大成功を収めたとも言い難いですね。
唯一Microsoftを支えているのはOfficeの成功です。
とりわけ、Excel
日本国内だけかもしれませんが、このソフトウェアの存在はものすごく大きいと思っています。

しかし、ExcelGoogleスプレッドシートAppleのNumbersでも十分ということになれば、Microsoftのシェアも一気に落ちてしまう可能性があります。

少なくとも学校分野においては、Chromebookがかなりの勢いで浸透している気がします。

 

Chromebookという第三勢力

私も昨年末に話題のChromebookを買ったのですが、あれで十分だと思いました。

 

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セキュリティの面でも何もすることがなく、Windows Updateという煩わしさから開放されることもメリットです。

そしてトラブルがあったときに、Googleアカウント一つで新しいChromebookを持ってくるとすぐに復帰できるメリット。
新しい時代の可能性を感じます。

すでに特殊なパソコンと言うイメージはなく、第3勢力と思って良いと思いますね。


あるお客様は言いました。
「性能の高いパソコンを買っても、その性能をセキュリティのために使っているだけで、ユーザーにとってメリットがない」

 

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