悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

大エース山本由伸投手 2年連続ノーヒットノーラン

パ・リーグのエースというよりも日本を代表する大エースとも言える山本由伸投手が9月9日の対ロッテ戦で、ノーヒットノーランを達成しました。
首位を走るオリックスと2位のロッテの頂上決戦でしたが、オリックスの圧勝劇でした。
今年は春先にWBCがあり、山本投手は当然ながら代表に選出。
その影響もあってか、シーズンの初めはあまり調子に乗れない状態でした。
それでも気がつけば投手部門をほぼ独占状態。
もうすごすぎるんです。

 

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ノーヒットノーランも昨年に引き続いての達成で、そもそもノーヒットノーランを達成するというのも球史に名前を残すことですが、2年連続となると戦後始めてで、82年ぶりの快挙だそうです。
いやもう、すごすぎます。
メジャー移籍を控え、あのニューヨーク・ヤンキースのスカウトの目の前でやってのけたノーヒットノーラン
もともとNPB最強投手としての評価は揺るがないのですが、その実力を生で見たスカウトたちの評価は爆アゲは間違いなく、争奪戦が激しくなりそうですね。
山本由伸投手はストレートももちろん速いのですが、変化球も素晴らしいです。
フォーク、カットボール、カーブ、スライダーと多彩ですが、多くの対戦したバッターが言うにはそのどれもが決め球になるくらいの一級品で打つこと自体が至難の業だとか。
そして剛腕投手にありがちなフォアボールも非常に少なく、コントロールが良いため、突如乱れるということがほとんどありません。
これだけ多彩なたまを「操る」投手ですから、打者は追い込まれるととても打てないですし、フォアボールの期待もできないため、早打ちになりがちですね。

今回のノーヒットノーランの相手がロッテで、昨年はあの佐々木朗希投手にパーフェクトゲームをやられてしまいました。

 

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そのロッテを相手に雪辱したということになりますね。

山本由伸投手のヒーローインタビューで、「明日もノーヒットノーランを期待して~」とのコメントがまた素敵でした。
次の日の先発投手が宮城大弥投手。
相手のロッテは宮城投手と同期の佐々木朗希投手です。
タイプは違いますが、どちらもWBCでも活躍した華のある投手です。
その通りとはなりませんでしたが、8回まで1安打と言う完璧なピッチングで宮城投手が勝ちました。
最下位が定位置だったオリックスが、3年連続優勝が濃厚ですが、それはやはりエースの力が圧倒的なのでしょう。
そして良い投手がいれば、他の投手のレベルもぐんと上がるんでしょうね。
山本由伸投手が勝てない日本シリーズでも他の投手が素晴らしく、昨年はヤクルトから日本一を奪いました。
今年も山本由伸投手以外に宮城投手、山崎福也投手、山崎颯一郎投手、山岡投手、山下舜平太投手、宇田川投手など素晴らしい投手がいます。
主軸打者の吉田正尚選手が抜けて戦力ダウンと思われましたが、西武から森選手がFAで移籍し、その穴を埋めていますし、何と言っても頓宮選手が大ブレイクしたという感じがしますね。
山本由伸投手にとっては日本シリーズでの雪辱というのがあると思いますが、セ・リーグ阪神タイガースが優勝の可能性が高く、大阪ダービーの可能性が濃厚です。


オリックスファンでも阪神ファンでもないですが、嫌いなチームでもないです。
地元大阪ということもあり、今年は両チームともに球場で観戦しました。
日本シリーズの白熱した試合を期待したいですね。

 

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