悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

佐々木朗希投手 完全試合!

今日は日曜日ですが、仕事でした。
天気が良いので、お客様も出かけているのか、あんまり電話相談はなく、それほどバタバタすることはありませんでした。
ただし、もともと土日はそれを見込んでオペレーターの人数も絞ってあるのです。

でも人数が少ないところで、欠勤が出るとたちまち回らなくなったりします。
ズル休みとは言わないけれど、こんなに天気が良いので、仕事なんてやってられっか~ということなのかもしれません。
(それをズル休みという)

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基本的に電話対応は最近は、あまりしていないのですが、困ったときに手伝ったりはします。
合間にYahooでニュースを見たりしていると、ライブで「13連続三振でストップ!」と出ていました。

千葉ロッテマリーンズの若き逸材の佐々木朗希投手です。
前回の試合でもかなりよい状態でしたが、今日は立ち上がりから凄まじい出来で、1回2死から5回終了までの13人の打者を連続して、すべて三振に打ち取るという快挙でした。

これまで連続三振記録が9連続三振であり、しかも64ぶりの記録更新です。
9連続三振といえば、あの江夏豊投手がオールスターで見せた9連続が有名です。
10連続三振の時点で、翌日のスポーツ新聞のトップになりそうですが、それで終わらずに、記録を13連続三振まで伸ばしたのです。

この記録は日本のプロ野球だけでなく、メジャーリーグを通じてもこれまでの記録が10連続三振ですから、この数字がいかに凄いのかわかります。

13連続三振というえげつない記録で終わらないのが、今日の佐々木朗希投手。
なんと最終的には19奪三振という日本記録に並んでいます。
あの野田浩司がフォークを駆使して上げた奪三振記録に並んだんですね。

まだまだ凄いのが、たったひとりの出塁も許さない試合、完全試合を成し遂げたのです。
英語ではパーフェクトゲーム
このパーフェクトゲーム自体が非常に貴重な記録であり、ノーヒットノーランよりも遥かにすごい記録です。
長いプロ野球の歴史にあってこの日の佐々木朗希投手を含めてたった16人。
最近でいうと、巨人の槙原寛己投手が成し遂げた完全試合が28年前ですから、どれだけ凄いのかがわかります。
28年前ですから佐々木投手はまだこの世に生を受けていません。
もちろん最年少のパーフェクトゲーム達成投手となりました。

そして今日の彼の球速が凄いです。
164Km/h。
大谷投手の最速が165Km/hですから、ほとんど変わらないということです。
しかも終盤にも160キロ台を出しています。
この恐ろしいほど速いストレートとフォークで昨年パ・リーグを制したオリックスの打者たちも手も足も出ないという状況でした。

もともと細身ながら手足が長く、それをしなやかに使って投げるタイプです。
躍動感のあるフォームでキレのある球を投げ込んでいます。
若干20歳の若武者が、日本プロ野球の歴史を塗り替えましたね。

仕事で、ぜんぜん見ることはできなかったのですが、帰宅後、ニュースや動画などで見ているうちに興奮してきました。

甲子園には縁がなかった投手ですが、それでも4球団が競合するドラフト1位
彼の将来性を考慮して登板を回避した当時の高校の監督などが散々叩かれたりしたのも記憶にあたらしいところですね。

こんな金の卵を「甲子園」という舞台で壊してしまうのを防いだということです。
甲子園の大会を一人で投げ抜けないくらいならプロでは通用しないなんて、「喝!」と叫んでばかりいる某大物プロ野球OBも批判していましたね。

高校野球をするものならみんなが憧れる甲子園ですが、その憧れに乗じて若い才能をいくつも潰してきたのも事実ですよね。

 

さて、大切に育てられ、そして期待に答えた佐々木朗希投手。
日本のプロ野球に新たなスターが誕生しましたね。

この日、バッテリーを組んでいるルーキーの松川捕手は高卒1年目の18歳。
なんとも凄いバッテリーですよね。
彼らコンビでお客さんを十分呼び込めますね。


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