悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ミレニアム2 火と戯れる女 完全版 

Amazonより


ゆっくりとブログを書こうという時間があまりとれなかったですね。
本も通勤の時や寝る前くらいで、ゆっくり読んでいません。
ともあれ、以前から続編を見たいと思っていた作品。
Amazon primeで見ました。

スティーグ・ラーソン原作のミレニアム・シリーズの続編の映画です。
ドラゴン・タトゥーの女」を何故もっと早く見なかったのだろうと思っていましたが、この2作目を見ると俄然原作も読んでみたいなあ、と思うようになりました。
1作目の「ドラゴン・タトゥーの女」のエンディングから始まる内容です。
そしてこれを見たら絶対に3作目もみたくなります。

 

映画の概要

監督:ダニエル・アルフレッドソン

脚本:ヨナス・フリュクベリ

上映時間:前編89分+後編89分
前回のあらすじが冒頭にあるため実際はそこまで長くありません。 

公開:2009年(スウェーデンデンマーク) 2010年(日本)

キャスト

リスベット・サランデル:ノオミ・ラパス

ミカエル・ブルムクヴィスト:ミカエル・ニクヴィスト

エリカ・ベルジェ:レナ・エンドレ

 

あらすじ

ダグという青年がミレニアム誌に特ダネをもたらします。
それは幼い少女買春に絡む殺人事件でした。
ダグの彼女のミアとともに真相を突き止めようとしていましたが、何者かによって若いカップルは殺されてしまいます。
一方リスベットは、前回ヴェンネルストレムから表に出ない資金を入手し、別荘を購入して悠々自適に暮らしています。
リスベットが元々住んでいたアパートはガールフレンドのミリアム・ウーに提供します。
ところが、リスベットを陥れる罠が着々と進んでいきます。
前作で命を救われたミカエルはリスベットに何度も連絡を取ろうとしますが、彼の前から消えたリスベットに会うことはできません。
そしてミカエルはリスベットの過去を調べていくうちに彼女の不幸な生い立ちを知り、彼女に危機が迫っていることを確信します。
今度は自分がリスベットを助ける番だとばかりに彼女の過去に踏み込みます。


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感想

1作目の「ドラゴン・タトゥーの女」は紛れもない名作だと思いますが、この2作目も大変良い出来栄えの映画だと思いましたね。
というかこの物語の世界に引き込まれたという感じですね。
1作目の作品で終わっていてもおかしくはなかったのですが、この作品は3作目が絶対に出るだろうというエンディングになっています。
ドラゴン・タトゥーの女」ではヴァンゲルの元会長の探偵ごっこにつきあわされたミカエル。
ミカエルはヴェンネルストレムとの裁判で有罪となりましたが、彼に注目し、その人柄やこれまでの行動からこの裁判に疑問を持った「ドラゴン・タトゥーの女」リスベットが登場し、華やかに活躍する物語でした。
リスベットの過去に踏み込んだこの作品。
生まれながらに公安警察と亡命した東側のスパイの都合で生贄になった過去が洗い出されます。
とてもショッキングですし、同情せざるを得ません。
1作目しか見ていないと素晴らしい能力を有するリスベットですが、多分彼女のあの風貌から、好き嫌いの分かれるところです。
この作品を見るとおそらくぜんぜん違う気持ちになるでしょう。
あの態度、人間性になるのは、そういった過去があるからです。
最低の父親が今回は黒い存在として登場します。
そしてその父親の手先として動く巨漢のニーダーマンが恐ろしい存在として立ちはだかります。
彼は痛みを感じない無痛覚者なんですね。
続けて3作目も見ましたが、それは次に機会にしますね。

 

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