悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

タイラー・レイク 命の奪還2

日付が変わってから帰宅というのがここのところ日常化しています。
というか、電車がある時間に帰宅したい~ですね。

ともあれ、以前見た映画の感想です。
クリス・ヘムズワース主演のアクション映画「タイラー・レイク」の続編です。
Netflix独自コンテンツで他では見れないようですね。

tails-of-devil.hatenablog.com

前作で主人公のタイラー・レイクは死亡したと書きました。
しかし、映画がヒットすると、実は死んでなかった〜ということで続編が作られる、というのはご都合主義のハリウッドではごく普通のことですね。
1作目がとても良かったので、あれで打ち止めでも良かったのですが、作ったのですね。
でグダグダになるのか?と思っていたら、全くそんなことはなく、こんかいもアクション映画としてとてもクオリティの高い作品となっています。
激しい戦闘シーンが売りのこの映画。
前作も見応え十分だったのですが、さらにパワーアップしたなと言う感じでしたね。
カットが入らず、ワンカットで長々と続くアクションシーンは一体どうやって作られてのか興味津々です。
あれだけ長い、しかも激しいアクションシーンをワンカットで撮影したはずもなく、なのにカットが入っていないようにしか見えないです。
息もつかせぬという言葉がありますが、アクションシーンに関して言えば本当にずっと動きまくっている映画なので、言葉通り息をする暇もないですね。
今回は死んでないので、普通に続編が作られるようですね。

主演は、存在感の大きいクリス・ヘムズワース
マイティ・ソーを演じた立派な体格が特徴の俳優です。
男臭いこういった傭兵というのはハマリ役でしょう。
演じているのがこの映画のタイトルにもなっているタイラー・レイクです。


彼をサポートする傭兵仲間のニック・カーンを演じているのが、ゴルシフテ・ファラハニという女優です。
白人じゃないですが、美人ですね。
イランの女優さんのようで、前作に引き続いての出演です。

彼女の弟で同じく傭兵のヤズ・カーンを演じているのが、アダム・ベッサという俳優。
全然知らない人でしたが、寡黙というか地味な役回りという実際にはとても難しい役柄だと思います。
こういう雰囲気にピッタリの俳優さんでしたね。

タイラー・レイクの別れた妻ミアを演じているのがオルガ・キュリレンコ
ウクライナ出身のモデル上がりの女優さんで、007のボンドガールにもなっていました。

 

tails-of-devil.hatenablog.com

 

スカーレット・ヨハンソン主演のマーベル映画「ブラック・ウィドウ」では悲しき敵役のタスクマスターとして出演していました。
美貌とは全く縁のない役柄でちょっと気の毒でしたね。

俳優たちはともかく、息もつかせぬアクション映画です。
ジョージアというカスピ海あたりにある国です。
以前はグルジアという名前でしたが、近年日本での呼称を変更したようです。
グルジアのほうがなんとなくわかりますが、ジョージアというとアメリカの州の一つというイメージか、ジョージアコーヒーのイメージしかないですね。
ともあれ、この国を牛耳っているギャングがナガジと呼ばれるグループ。
このナガジのボスがズラブという悪いやつでこの国の政治家も彼には逆らえません。
このズラブの弟が刑務所に入っているのですが、彼の刑期延びたというだけで、政治家は殺されてしまいます。

リハビリを兼ねて引退生活を送っていたタイラー・レイクは突然仕事の依頼を受けます。
その仕事の依頼主は彼の前妻のミアでした。
そしてミアの妹ケトの夫がズラブの弟にあたるダヴィッドです。
ケトと二人の子供はダヴィッドに脅されながら、刑務所にいるのですが、そこからケトと二人の子供の救出というのが依頼された任務です。

この救出というのが前回と同様相当に迫力のあるシーンが続きます。
そして救出の後、ナガジはギャングの意地というか、報復が凄まじいのですが、救出した子供の父親はナガジの主要メンバーであり、その子供は父への思いから救出してくれたタイラー・レイクたちを裏切るのですね。
このシーンもとても迫力があります。

アクションだけを純粋に楽しむのなら、間違いなく面白い映画だと思います。





Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.