「天気の子」
昨晩、テレビで放映していた。
家出少年の帆高と100%晴れ女の陽菜との青春恋愛映画。
脚本、監督は「君の名は。」の新海誠さん。
今やジブリの宮崎駿さんと並んで称せられる程の人となった。
音楽はこれも「君の名は。」で一躍スターとなったRADWIMPSである。
割と良かった。
とにかく作画はすごいと思う。
おそらく2D動画では世界最高峰なんだろうと思う。
世界最高クラスのアニメが作られていくのはいつまでかはわからない。
あとに続く中国のアニメなどの力も侮れないし、そもそもクリエイターの人口やマーケット規模が大きい。
話はそれた。
割と良かったと冷めた言い方をしたのは、もう彼らの年代の感覚がわからなくなったというよりも、ストーリーに今ひとつしっくり来ない点があったから。
何を言わんとしているのか、メッセージがはっきりしない。
もう少し真剣に見たほうが良かったのかも知れない。
映像が綺麗で、音楽とのバランスもよく、多くの若者、アニメファンの心に刺さる作品となって、大ヒットした。
それはわかる。
きれいな映像、胸キュンな青春の淡いストーリー。
この映画のファンはきっと新海誠監督のメッセージを受け取れたんだろう。
私は不真面目な鑑賞だったんだろう。
劇場ではなく、テレビだし。
他の用事をしながらだったし。
そんなわけで、機会があれば、落ち着いてもう一度見てみたいと思う。
「君の名は。」もみんなが良いと言っていた割には、最初見たときは、イマイチだったのである。
本を読んで後追いしてから、再度映画を見ると、様々な点が腑に落ちて、良い映画だったと思えるようになった。
要するに感性がない?鈍い?
|
有名な声優さんを使わず、若手俳優を起用。
これもやはり意図があったのだろうか。
宮崎駿氏もこういった手法をあえてとっているようだ。
声優は演技がうますぎると・・・。
秒速5センチメートルも以前見たのだが、そこそこ良かったのだが、感動するほど良かったか?と言われると微妙。
映像はキレイである。
多分細かい解説があると、きっと違った印象を持つのだろう。
やっぱり本でも読んだほうが良いのだろうか。
|
映像はそのまんま見ているだけでも訴求力がある。
見ているだけで、やはり受け身だが、それを見ながらどう感じるか。
感性に訴えかける。
本には読むという動作が必要で、そこはやはり能動的なところ。
感性よりも理性、知性ということなんだろうか。
右脳が発達していないのは間違いない。
左脳ばかりを使っているんだろう。
男性脳である。
女性は左右の脳を巧みに支えるらしい。
脳梁という部分が特に発達していて、マルチタスクができるそうである。
そしてコミュニケーション能力が高い。
妻に口喧嘩して勝てないわけだ。
する気もないけれど。