悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

日本シリーズ 第三戦、第四戦

画像は、毎日新聞試合速報より

最近は電車で帰宅することがあまりないです。
こんな状態なら定期券はいらないよな~と思いつつも、送ってもらっているので文句は言えません。
日本シリーズ甲子園球場に舞台を移し、白熱した試合を~と思っていたのですが、ぜんぜん見ることができていません。
結果だけを知って、後追いです。

初戦、第二戦はワンサイドゲームでしたが、第三戦、第四戦ともに白熱した試合でしたね。
第三戦は序盤はワンサイドゲームのような展開でしたが、終盤意地を見せて1点差まで詰め寄る好ゲームでした。
そして第四戦は点を取ったり取られたりするシーソーゲームで、最終回に四番バッターの大山選手のサヨナラヒットという劇的なシーンでした。
ここまで四番の責任を負いながら結果が出ていない大山選手。
9回にはワンアウト3塁というサヨナラのチャンスでしたが、2番中野、3番森下を敬遠して満塁策に出ます。
1点取られたら負ける試合なので守りやすい満塁策というのは一応まともにも思えますが、四番打者です。
二番、三番打者が敬遠で四番打者で勝負というのは、通常は考えられません。
悔しさもあるでしょうが、プレッシャーも半端ないでしょうね。
WBCで活躍した湯浅投手もシーズン半ばに2軍落ちしており、どうなったんだろう?と思っていましたが、今日は当番。
気迫のこもったピッチングを披露したようです。
劇的なサヨナラヒットとともに球場のファンは歓喜にあふれていたようですね。

仕事とはいえ、ライブで全く見れなかったのは残念でしたね。

阪神タイガースの優勝は18年ぶりですし、人気球団だけあってお祭り騒ぎと思いきや、意外に冷静です。
一部の過激なトラキチのせいで阪神ファンがみんなそういう人だと思っているかもしれませんが、そんなこともないみたいです。
ただ、甲子園という「聖地」に入ったら、その中にいるお客様の一体感というのはすごいです。
まあ球場に足を運ぶファンというのはやはりお祭り気分で楽しんでいるのでしょう。

さて、オリックスは三連覇を成し遂げて、昨年の日本一。
一昨年、昨年ともにヤクルトとの日本一を争ったシリーズは、ものすごく盛り上がったシリーズだと記憶しています。
そういう意味では、中島監督というのは日本シリーズを盛り上げるための何かを持っている人なのかもしれません。
まあ、その前がソフトバンクホークスの全盛期とも言える勝ちっぷりでしたから、余計のそう思えるのかもしれませんが。
贔屓のホークスは2011年から2020年までの10年間では7回日本シリーズに出場し、いずれも日本一となっています。
そして7度の日本一ですから28勝し、負けはたったの8敗なんです。
これでは白熱のしようがない。

一方岡田監督は、以前阪神の監督として優勝しましたが、ボビー・バレンタイン監督率いるロッテが下剋上日本シリーズで4タテをくらい、その負けっぷりが凄まじいことから、33対4というスコアが語り継がれていきます。
まあ、あの年の負けっぷりは、吉本新喜劇レベルですね。
もはやお笑い劇場です。
10-1、10-0、10-1、3-2の4連敗。
3試合続けての二桁失点で、4試合での防御率は8.63。
一方の打撃はホームラン0、シリーズ得点4。
これらの記録は未だに破られていないワースト記録らしいです。
まあ、当分破られることはないでしょう。
阪神という人気チームは日本シリーズに弱いです。
過去リーグ優勝は今年を含めて7回で、日本一は1985年の1回のみなんです。
これは12球団で最低で、球団創設してそれほど歴史のない楽天と同じ回数です。
ちなみに阪神は巨人についで歴史のある古い球団で、リーグ優勝自体も少ないです。

さあ、2勝2敗で第五戦ですね。
ここまで星勘定で五分というだけでなく、総得点も同じ16点。
そして安打数まで同じ35安打。
全くの互角ですね。

王手をかけるのはどちらのチームか?たのしみですね。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.