悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

6アンダーグラウンド

 

Netflixで視聴した映画です。
かなり以前見たものですが、改めて見直してみると迫力のある画作りにちょっと感動を覚えます。


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映画の概要

監督:マイケル・ベイ

脚本:レット・リース/ポール・ワーニック

製作:マイケル・ベイ/イアン・プライス/ライアン・レイノルズ/他

公開:2019年12月 アメリカ合衆国

上映時間:128分

製作費:150,000,000ドル

キャスト

1(ワン)/ビリオネア:ライアン・レイノルズ
主人公

2(トゥー)/カミーユ(スクープ):メラリー・ロラン
元CIA

3(スリー)/ハヴィエル(ヒットマン):マヌエル・ガルシア・ルルフォ
元殺し屋

4(フォー)/ビリー(スカイウォーカー):ベン・ハーディ
身体能力の高い泥棒

5(ファイブ)/アメリア(ドクター):アドリア・アルホア
闇医者

6(シックス)/不明(ドライバー):デイヴ・フランコ
凄腕ドライバー

7(セブン)/ブレイン(スナイパー):コーリー・ホーキンズ
元軍人(デルタフォース)のスナイパー

ロヴァク・アリ:リオルラズ
途上国トゥルギスタンの将軍で最高指導者。
国民を顧みないいわゆる独裁者。

ムラット・アリ:ペイマン・マーディ
ロヴァクの弟だが、兄の悪政を憎む善人

 

 

あらすじ

1(ワン)ことビリオネアはお金で集めたメンバーを使ってあることを成し遂げようとしています。
それは中央アジアにある
独裁国家トゥルギスタンの開放でした。
それぞれのメンバーにはちゃんと名前もあるのですが、お互いをコード(数字)で呼び合うのでした。
最初の仕事でやらかしてしまい、イタリアのフィレンツェ市街でど派手なカーチェイスを繰り広げます。
なんとか生き延びたものの、6(シックス)ことドライヴァーが亡くなってしまいます。
その後、7(セブン)をスカウトします。
元デルタフォースのスナイパーですが、上部の指示により仲間を失ってしまったことに強い罪の意識を感じています。

感想

車をぶっ壊すムービークリエイターとして有名なマイケル・ベイ監督作品です。
その名に恥じないように冒頭ではど派手なカーチェイスが見応え十分です。
内容は本来かなりシリアスなのですが、主演がライアン・レイノルズということもあり、殺伐とした映画にならずにわりと明るい感じで進んでいきます。
ストーリーは一応ちゃんとあります。
勧善懲悪、ハッピーエンド、ありえね~の連続で、まさにハリウッドクオリティです。
タイラー・レイクなどと同じく、Netflixオリジナル作品のようですね。
劇場公開もしていたのかもしれませんが、Netflixで2019年12月13日に世界同時公開されたようです。
私は半年ほど前に見たのですが、どうも気分が乗らず、続けてみることができずに、何度か見直しています。
だからといってつまらない映画なのか?といえばそんな事は全くありません。
少なくとも映像クオリティは非常に高いです。
展開も申し分なく。2時間8分の映画ですが、長さは全く感じないほどです。
実際にフィレンツェやローマなどで撮影されたようですが、本物の市街地での派手な映画撮影でよくもまあこんな撮影の許可が降りたなあ~と思います。
ひょっとして派手なシーンは別に作った巨大スタジオでの撮影だったのかもしれませんが、CGではなく実写を破壊することで有名なマイケル・ベイ監督ならではの無茶な撮影があったのでしょう。
架空の国トゥルギスタンとはいえ、世界の独裁国家をぶっ潰すという単純でわかりやすいストーリー、エンターテイメント作品には違いありません。
そのように感じるのは、現実にはこういった独裁国家の裏にはアメリカ合衆国や中国、ロシアといった大国やヨーロッパ諸国が一枚噛んでいるはずで、そういう部分が全く見えないことですね。
そのあたりを描こうとすると、この映画の面白さが失われますので、そういうことを言うのは野暮なんでしょうね。

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