職場の仲間と食事をしてきた育するので毎晩とても帰宅が遅いです。
それでも、適度に映画も見ますし、通勤などで本も読みます。
そういった楽しみがないとやはりストレスが溜まりますね。
ただ、最近は一眼レフを入手したので、レンズへの物欲が高まっており、暇があればヤフオクやメルカリで交換レンズを物色しています。
さて、この映画、昨晩、深夜から朝方にかけてAmazon Prime Videoで視聴しました。
実は初めてではなく、大学生の頃にレンタルビデオで見て以来、数度の渡ってみています。
それでもかなりの久しぶりです。
映画の概要
脚本:アドフル・グリーン/ベティ・カムデン
公開:1952年
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:103分
制作費:2,500,000ドル
興行収入:17,500,000ドル
キャスト
ドン・ロックウッド:ジーン・ケリー
コズモ・ブラウン:ドナルド・オコナー
キャシー・セルダン:デビー・レイノルズ
シンプソン社長:ミラード・ミッチェル
リナ・ラモント:ジーン・ヘイゲン
あらすじ
ドン・ロックウッドとリナ・ラモントは銀幕スター。
ドンは苦労人で場末の劇場で相方のコズモ・ブラウンとともにコメディを演じたり、スタントマンとして体を張ったりしてきました。
一方リナは美人で映画会社の看板スターですが、世間知らずというか、アタマがちょっと悪い女性。
会社の広告としての二人の熱愛ですが、彼女は真に受けているのです。
そんな中、舞台女優を目指すキャシーと出会いますが、銀幕スターであることを鼻にかけたため、彼女からセリフのないサイレント映画についてけんもほろろに批評されてしまいます。
ドンは彼女の言葉に深く感じるところがあるのでした。
そんな中、映画界にもトーキーの時代がやってきます。
はじめはあんなものは一過性のものだと高をくくっていましたが、大衆はトーキーを受け入れたため、ドンたちの映画会社もトーキーに路線変更することになります。
苦労人のドンはまだしも、しゃべると一気に魅力がなくなってしまうリナはセリフもダメなら、踊りも歌もダメ。
コズモはドンの考えるミュージカルに吹き替えというアイデアを提案します。
つまりリナの吹き替えにキャシーを起用することになります。
試写会は大成功します。
思い上がりのリナに対する、ドンやシンプソン社長が取った行動でエンディングを迎えます。
感想
子供の頃は、ミュージカル映画と言えば、「サウンド・オブ・ミュージック」。
生まれた当時の映画なので当然劇場で見たわけではなく、幼い頃にテレビでやっていたのを家族で見た記憶があります。
しかしながら、数あるミュージカル映画で好きになったものはあまりなく、どちらかと言えば「かったるい」ということで避けてきました。
どういうわけかこの映画を見たきっかけは、マイケル・ジャクソンの「スリラー」だったりします。
当時のミュージックビデオは若い世代である私にも影響は大きく、その原点を調べていくと「ザッツ・エンターテイメント」という作品を知り、それがきっかけでこの映画を見ました。
ザッツ・エンターテイメントの中にあるミュージカル作品は名作と言われるものばかりですが、その中でもこの「雨に唄えば」は最高傑作だと思いますね。
この映画の主人公はもちろんジーン・ケリーですが、映画の監督も勤めています。
ミスター・ミュージカルのジーン・ケリーの歌声も踊りも素晴らしいのですが、この映画を楽しませてくれているのはコメディ担当の、ドナルド・オコナーです。
キレキレのタップダンスと顔芸です。
ヒロインのデビー・レイノルズは踊りは全然ダメだったそうですが、ものすご集中力を見せて、この映画を乗り切ったと言われています。
見事なタップダンスと歌声を披露しています。