ヤクルトの主砲、村上選手が5打席連続ホームランという日本プロ野球の新記録を打ち立てました。
もう圧巻というか、手がつけられない状態というか。
その前の日は、ゲーム差がありすぎて緊張感はないものの首位攻防戦。
阪神をきっちり沈めた主砲は、一人で相手チームを撃沈したわけです。
不思議に思うのは、この恐ろしい打者に対して、普通に勝負に行った阪神ベンチ。
その前の打席も阪神の投手は完璧にやられているわけです。
勝ちにこだわるなら、安易な勝負はありえないでしょう。
まあ、結果論です。
勝負してもらえたからこそのこの記録とも言えますね。
そして昨日、絶好調そのままに、第1打席、第2打席ともにホームランを放ち、新記録となりました。
4打席連続というのはこれまで多数の選手が記録しているそうです。
意外でした。
王貞治さんの1試合で4本塁打の記録が、子供の頃に読んだ野球の本に書いてありました。
1964年の試合だったので私は見ているはずがありません。
野球を見るようになって、プロ野球ニュースというのをよく見るようになりました。
そのころ、ソレイタという舶来巨砲が4本塁打。
ヤクルトの古田敦也さんも記録していますね。
阪神ではランディ・バースが、試合をまたいでの4打席連続。
掛布雅之さんはオールスター戦での3打席連続本塁打。
やはりスターなんですね。
やはりそうそうたる人が、打つべくして打ったという気がします。
日本の四番バッターは村上宗隆選手で決まりでしょう。
右の大砲、鈴木誠也選手もいますが、若さと伸びしろでは村上選手ですよね。
2000年生まれのまだ22歳。
自分の息子よりも若い人が、活躍している。
才能、努力、運。
様々なものがあると思います。
同期は言わずとしれた清宮幸太郎選手。
村上宗隆選手もドラフト1位ですが、注目度は全然違いました。
今年は清宮選手も覚醒しそうな気配もありますが、実績ではかつての、田中将大投手と引退した斎藤佑樹投手との関係に見えなくもありません。
中日のドラフト1位で、期待されても結果が出ない根尾選手は、なんと今や投手として再チャレンジ。
元々、二刀流でしたから、大谷選手の小型版
と言えなくもありませんが、期待したいですね。
さて、村上選手ですが、初めて本塁打王を獲得したときは、あたればおおきいが、率は悪かったですよね。
当時は面白い選手だと思いながらもT岡田選手のようなイメージで、マークされるとなかなか打てないのでは?とも思ったりしました。
しかし成長し、今やすきのないスラッガーという気がします。
特に今の状況は手のつけられない状態。
投手にとっては、相手にしたくない打者でしょうね。