悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

白夜行 ~白い闇の中を歩く~

f:id:tails_of_devil:20210130234529p:plain

昨晩、U-NEXTでバーフバリを見ていたのだが、あまりに長たらしく感じたので見るのをやめた。
インドは実は相当な映画大国で、映画の制作本数というのはぶっちぎりの1位であるらしい。
2位の中国と比べても、2倍位の制作本数らしい。
ハリウッドを抱えるアメリカが一番制作本数が多いと思っていたのだが、そうではない。
ハリウッドは映画にかける予算はぶっちぎりだろうが、実は本数は日本とそう変わらないようだ。

 バーフバリが駄作ということはないはずだ。
インド映画の中ではかなりの大作。
映像はきれいだし、CGなども使っているのである。
ではなぜ、見ていられないと思ったのか?

インド映画はまず長い。
ストーリーだけを追うのであれば、それほど長くはならないはずだが、シーンごとにミュージカルのような音楽が入るのである。
MTVのような映像がインドミュージックとともに流れる。
インドの音楽が好きな人にとっては、ものすごく値打ちがあるが、個人的にはいらないのである。
機会を改めて、鑑賞したい。

 

バーフバリ伝説誕生(吹替版)

バーフバリ伝説誕生(吹替版)

  • メディア: Prime Video
 

 


今日は妻と一緒に白夜行を見た。
これはAmazon プライムでの鑑賞。
韓流映画として、日本版とは違う作品である。
日本の映画も見た。
堀北真希主演の映画で、そちらの映画も細かい点に不満はあるものの、堀北真希の雰囲気がマッチしていた。
大阪の町が舞台ということもあって、馴染みもあった。

 

tails-of-devil.hatenablog.com

 


映画を見てから、東野圭吾さんの原作も読んだ。
映画と原作、どちらが良いかと言われると困るが、やはり頭の中で組み立てられる原作のほうがよりのめりこめるような気がする。

ソコソコに長いので、読むのに時間がかかるのだが、大変読み応えがあった。

 

 

tails-of-devil.hatenablog.com

 

さて、今回の作品は韓国版の白夜行である。

なので、名前なども違う。

ストーリーは時系列に語られるタイプではなく、時間軸がかなり前後する。
原作を知らない人にはそういうものだと思うが、原作を知っている人や、日本版の映画やドラマを見た人にとっては違和感もあるだろう。
殺害のシーンや濡れ場が多く、韓国映画って、そういう表現ってあまりなかったという印象を壊してくれている。
映画のクオリティは高く、俳優陣の演技も素晴らしい。
子役も大変優秀である。
主演は「愛の不時着」「私の頭の中の消しゴム」「ラブストーリー」の主演女優であるソン・イェジン
こういう役柄はお手の物だろう。

2009年の作品。
もっと最近のものかと思っていたが、10年以上前の作品なのである。
後で分かったことだが、こちらの作品のほうが先に作られているのである。
せっかく原作が日本のものなのに、韓国映画が先に作られるなんて。
そして、その出来栄えも悪くはないのである。

日本映画にもっと頑張って欲しいなあ。

 

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.