悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る 著者は元アイドルゆうこす  第3部

 

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さて今回は第3部、最終回となります。

 

 

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第5章 #SNSでブランドをつくる


ファンづくりが事業成功の最短ルート

TaVisionというサービスを開始
海外旅行の不安を現地に行って動画や生配信などで、肌で感じてもらえるサービス。

手掛けたのはファンづくり。
サービスを制作している個人にあらかじめファンがいるというのは、スタート時点から強み

PDCAではなくDCPAの発信サイクル

フォロワーがすでにいるからと言って、最初からうまくいくということはない。
安定した収益を出すためには、時間と労力がかかる。

PDCAではなく、まずはやってみて発信(Do)、うまくいかなかったらその理由を考えて発信(Check)、改善策を立てて発信(Plan)、即実行して発信(Action)。
とにかく発信までのスピードを早くすることで瞬時にリカバリし、フォロワーと一緒に成長。

失敗を一番に発信する

これから〇〇をやっていきます!とフォロワーに宣言!しかし失敗。
どうする?
失敗した自分を恥ずかしいと感じる?
宣言した発信を消して、なかったコトにする?
いいえ、そんな時こそチャンス!

「失敗」「価値ある情報」にもなる。

見切り発車で発信してしまうことも多いので、失敗もたくさんある。

失敗したことを記事にした→バズる
さらに研究して第2投稿→バズる という経験

何事も、最初に発信した人が勝つ!

ただでさえ、挑戦する人が少ない。
その中で、つまずいた問題と、その解決法まで合わせて発信できる人はもっと少ない。
100人いたら挑戦する人は10人くらいで、さらに改善策まで赤裸々に発信できるのは1人くらい。
「失敗」は、これからそれをしたい人にとって、「有な情報」になる。

情報力の高い失敗
「失敗」はお金を払ってでも買いたい!

失敗してから1ヶ月後では意味がない。
失敗したら即検証して、その解決策までセットですぐに発信
そうするから「価値のある情報」になる。

ブランドは熱狂的ストーリーづくり

失敗も成功も葛藤も全部フォロワーのみんなと共有しながら一緒に成長させていくべき

心血を注いで完成した自身のスキンケアブランドが完成。
現在も稼ぎ続けている。

ファンと行う共創マーケティング

SNSで自分のブランドを立ち上げるなら、絶対にフォロワーのみなさんと一緒に作り上げたほうがいい。
一緒に作った商品やサービスは、ファンのみなさんが造りての一人でもあり、最初から商品のコアなファンが生まれている状態。

企画から完成までの「試行錯誤のストーリー」をみているので、その商品に対する思い入れが強い。

フォロワーはもはや制作チームの一員なので、「他の人にも広めたい」という強い気持ちを持っている。

想いをのせて売るライブコマース

2017年から始まったライブコマース。
生配信をしながら商品を販売するという形

1.購入者の不安を解消できる

ちょっとした疑問点をすぐに解消できるので購入者の不安を解消できる。

2.想いを語れる

リアルタイムで、声や表情、動作などを使いながら想いを語れるので、「熱量」を届けることが可能

3.コミュニケーションが取れる

直接では聞きづらいことも、コメントで気軽に聞ける。

4.購入者に感謝を伝えられる

「ご購入ありがとうございまし」というメッセージは伝えられるが、ライブ配信で表情や声で、心からの感謝の気持を伝えられる。

5.売れ残りを0にできる

売れ行きをリアルタイムに感じ取ることができる。

 

意味付けと説得力のあるストーリー

画面の向こうにいる人はわざわざ時間を割いて、配信を見てくれているお客様。
全員がその商品がほしいと思って見ているわけではない。

誰から、どんなストーリーを聞いて商品を買うのかという「意味づけ」が大切。

生配信中にしか買えないもの。生配信中のみ〇〇がついてくる!などの特典をつけることで「見る意味」が生まれる。

日本でいまいちライブコマースが盛り上がらない背景には、このようなポイントを押さえていない。
逆に言うと、他のSNSと比べてまだまだライバルが少なく、目立てるチャンスが有る。

ライブコマースで結果を出すテクニック

①場を温める時間(10分)

見に来てくれてありがとう!
コメントをくれた人の名前や返答

②商品を解説しながら売る時間(40分)

ここからが本番。今から販売するよ!

販売スタートの瞬間を一緒に切ることで、販売者側の熱量も高まる。
購入者の背中も押される。するとライブ配信での特別感が増す。

人間は9秒間同じ絵が続くと飽きてしまうので、カメラワークを意識。

③買ってくれた人に感謝の気持を伝える時間(10分)

買ってもらった人に「買ったよ」コメントをお願いして、その人にその人の名前で「ありがとう」と伝えてあげる。

企業アカウントは顧客と仲良くなる場

個人アカウントではなく、ブランドアカウントはフォロワーを増やしづらい。

なのでブランドアカウントは「顧客の皆さんと仲良くなる場」だと思って運営している。

ブランドアカウントで人が感じられないため、インタラクティブになりづらい。

なのでフォロワーさんに「書いてもらう」
意見を貰う機会を増やすことで、参加している感を楽しんでもらう

インフルエンサーはプロデューサーはプロデューサーを目指そう

インフルエンサーの理想の最終形態はプロデューサー

他人が作った商品を売るのではなく、自分が商品をつくる側になる

そして売る段階まですべて一人でやる。

自分にファンがいて、影響力があるうちに、ブランドを立ち上げて、プロデューサーになったほうがよい。

プロデューサーになるメリット
 PR案件に振り回されない。
 自らが売れる商品を持ち、収入のベースを持つ。
 

丸く尖る発信をすることで、ファンを作り、それを仕事につなげる。

そこから、SNSで培ってきた発信力を「売る力」に変える
SNSを使ってこうしたサイクルを自ら生み出すことが、これからの「仕事の創り方」のスタンダードになっていく

#最後に

2016年から自分の夢をSNSで発信し始めた。
インスタグラムをはじめたときに「今更やるの?」と言われた。
その後YouTubeをはじめたときも同じようなことを言われた。

「今更」と言われても挑戦し、継続したことによって、多くの人の信頼を得ることができた。
いかに続けられるか?
最後までやり遂げられるか?

継続力

発信者には必要

しかし発信者は孤独

孤独故に、継続できず発信を止めてしまう人も多い。

これからは発信者とファンだけでなく、発信者同士もつながっていくべきだと思う。

謝辞。

 

感想

ここまでお読みいただきありがとう。
ちょっと自分でまとめながらの文章なので、今ひとつだったが、結構ためになるところもあった。

インフルエンサーとしてすでに実績もあるものの、芸能人としてはそれほどの実績がなかった「ゆうこす」。

ここまでフォロワーと自分のアカウントを育ててきたことには本の中の文章以上に辛いこともあっただろうし、時間と労力を使ったと思う。
多くの芸能人が利用しているSNSだが、彼女のように成功している例はやはりそれほど多くなく、継続して、止めずに続けていくことの大切さ、そしてぶれない信念。
他人からの雑音に対しても強い気持ちを失わなかったことが読み取れる。
素直に凄いことだと思う。

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