悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

文章で飯を食う方法 ~文章だけで年1億稼ぐ!「売れる文章術」完全解説 イケダハヤト

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イケハヤさんのKindle書籍。
サブタイトルがかなり煽っている印象があるが、実際に実績もある人なので、素直に凄いと思うのだ。

目次

  • まえがき
  • 文章で稼ぐ仕組み
  • 魅力的なメディアをつくろう
  • ファンを増やす発信術
  • 論理的な文章の基本 ~PREP法
  • 売れる文章術 ~PASONAの法則
  • 購入を強制的に発生させるテクニック
  • 文章力を鍛えるトレーニン
  • 稼ぎ続けるために大事なこと
  • あとがき

このような内容、構成となっている。
それほど長い本ではないので、サクッと読める。
内容は軽めだが、しっかりした文章構成なので、読みやすく、副業でブログなど文章を書いて収益を得たいと思っている人がはじめに読む本としては良いと思う。

 

 

文章で稼ぐ仕組み

ブログでの稼ぎ方

昔は何でもいいから書きましょう
→今はそれでは稼げない
雑誌の編集長になる意識でブログを作る
ブログの収入は広告収入
仮想通貨の口座開設のアフィリエイト広告
→読者がその広告経由で口座開設すれば、アフィリエイト収入が入る

 

noteでの稼ぎ方

雑誌ではなく、作家のように、エッセイやコラムを書きたい人はnoteで書く。
ブログは雑誌を作るイメージで
noteは自分個人の名前でコラムやエッセイを掲載するイメージ。
無名の状態でnoteの有料マガジンを販売しても売れません。

まずは無料でコンテンツを提供し、フォロワーを増やしてから有料マガジンに移行。

電子書籍とオンラインサロンでの稼ぎ方

 Kindle本などの電子出版。
出版社を通さずに自分一人で作れる本。
今やブログと同じ感覚で電子書籍を出せる時代。
紙の本と違い、1万字程度のボリュームでも出せる。
ちょっと長い目のブログ程度の分量。
ちなみに紙の本だと、最低でも7万字程度必要。
Kindle Unlimitedならゼロ円で販売することも可能。
ゼロ円でもKindele Unlimitedなら読まれた分だけ印税が入る仕組みなので稼げる。
印税率は条件を満たせば70%に設定可能
→紙の本が5~10%程度なのでいかに高い印税率なのかがわかる。

有料のオンラインサロンもファンさえいれば、文筆業で飯が食える。

何から始めればわからない場合はnoteをオススメしている。

魅力的なメディアをつくろう

小手先のテクニックではなく、自分のあり方
フォロワーを増やすためにインフルエンサーにリプをしたりというテクニックではない。
あなたが作り出す文章で「あなたのあり方」を表現しないと魅力的なメディアを作れない。

雑誌を作るか?作家になるか?

雑誌は無数にあるが、作家は一人だけ
編集長は表に出ない
作家は自分が表に出る。
「イケハヤ」は作家タイプ
雑誌はテーマに読者がつく。
作家は自分自身に読者がつく

編集長と作家の両立は難しい

作家的な個人人気を誇る編集長もいるが、まれな存在
「Vogue]の編集長であるアナ・ウィンター
=「プラダを着た悪魔」のモデルになった人

きちんとしたファンを作る

 編集長であれ、作家であれ、大事なのは魅力的なメディアをつくること。
フォロワー=ファン
PV=ファン
ではない。
フォロワーが多く、PVが多いからと行って、ファンが多いとは限らない
きちんと「あなたのあり方」をデザインして、あなたならではの魅力を伝えること。

ファンを増やす発信術

共感性

読者のモヤモヤを言語化してあげること。
読者は何か悩みやモヤモヤを持っているが、その正体がわかっていない。
それを言語化してあげることで、「この人は私を理解してくれている」という共感を得る。
→ファンへの第一歩

嘘偽りでなく、本音出ないといけない。
読者に必ずバレる。

新規性

新規性は評価される。
イケハヤ→地方移住という新規性のあることをした
仮想通貨も早くから発信していた
未来にベッド(賭ける)する。

賛否両論性

思わず突っ込みたくなるテーマを発信。
炎上リスクあり。
「まだ東京で消耗しているの?」でイケハヤ氏は炎上。
誰もが関心のあるテーマで実施する。
お金、恋愛、働き方、教育、芸能など
二項対立という考え方
どっちつかずはいけない。
そもそもそういう当たり障りのない意見は拡散されることもない。
やり方に注意が必要。
やり方によっては下品で、炎上するので注意。
存在自体が賛否両論になるのが最強。
→つまり「ニュースを書くな、ニュースになれ」

素の自分で勝負するのは無理

素の自分のままでは無理。自分を演じる覚悟。
文章で稼ぐということ=あなたの文章は「商品」
「商品」として売るのだから、最高のものを作ろうと考える。
プロの作家ですら、素の自分が作った文章は売れないことを知っている。
編集長タイプではなく、作家タイプを目指すのであれば、なおさら、自分自身が商品になるという意識を持つこと。

「イケハヤ」という商品

普段着のままやろうとするアマチュアが多い。
自分の素を出す文章はウケない。
文章に限らず、コンテンツとはそういうもので、演じることを意識せよ。 

論理的な文章の基本 ~PREP法

結論
理由
具体例
結論
この順序で書くこと。

筆が迷わない

書いているうちに、自分が何を書いているのかわからなくなってしまう。
それを避けることが出来る。
まずは自分の言いたいこと(結論)をを書く。
記事のタイトルで結論を言う。
そうすれば、自分が今から書く文章の「伝えたいこと」が確定するので迷わずに書ける。
タイトルを始めに書いてしまえば、迷わず、脱線しない。
タイトルを明確にすれば、自ずと書く内容も明確になる。

効率良く伝わる

結論が先にあることによって読者が理解しやすい。
その次にある、経験や事例によって、その結論に納得できる。
そして最後にもう一度結論を述べることで読者の理解は深まる。

効率よく書ける

学校で習う文章は「起承転結」
稼ぐための文章術は起承転結ではなく、「PREP法」 

売れる文章術 ~PASONAの法則

セールスライティングの神である神田昌典さんが提供した法則。
Problem 問題提起
Agitation 扇動
SOlution 解決策の提案
Narrow Down 絞り込み
Action 行動の提案

アンチエイジングサプリの事例

老化は予防できる→Problem
それを知らないと他人より早く老化しますよ→Agitation
このサプリを飲めば、〇〇によって老化を予防できます→SOlution
先着100名様へ50%オフで販売します→Narrow Down
在尾は僅かなので、早めの購入を。購入はこちらです。→Action

先人に学ぼう

文章は体で覚える。
何度も練習して、自分で「型」を体に覚えさせる。

 

購入を強制的に発生させるテクニック

顧客リストを持っていると、すぐに稼ぐことも出来る(しないけど)

顧客リストへオンラインスクールを販売する

強制的に購入させる例として、顧客リストを使ってオンラインスクールのセールスをする

ポイントは顧客リスト

文章術は必要だが、それだけでは稼げない。
稼ぐためには顧客リストが必要である。
稼ぐためにはものすごく重要な要素

読者(顧客)との信頼関係が重要

フォロワーを集めて顧客リストをつくることは超重要なこと
イケハヤ氏もリストを取り始めたのは最近とのこと。
リストを取り始めてから売上が安定した。

信頼関係の構築は貢献あるのみ

顧客との信頼関係が大切だが、重要なポイントは過度にセールスしないこと。
セールスライティングを学ぶと、顧客に対してセールスしたくなるが、信頼関係をぶち壊すので避ける。

 

文章力を鍛えるトレーニン

写経

好きな作家やブロガーの文章をそのまま真似ること。
原始的だが、写経すると文章力が上がる。
文章で稼ぎたいなら、小説家やエッセイでなく、セールスのうまいインフルエンサーの文章を真似ること。
イケハヤさん、マコなりさん、マナブさん、キングコング西野さん、鴨頭さんなどのマネをしてみる

話すこと

話すことも各訓練になる。
話すことと書くことは使っている脳が似ている。
レーニングになる。
文章だけで稼ぐことが難しくなってきているので、動画なども取り入れていく必要がある。
そのための練習にもなる。

好奇心を持ちチャレンジする

色んなジャンルの本を読む。
毎日つまらない顔で働いているサラリーマンが各文章を、おもしろいと思いますか?
絶対つまらないでしょ?
その人の人生がつまらないなら、出てくるコンテンツがおもしろいわけない。

文章が面白いということは、その人が面白いということ。
その人が面白いチャレンジをしているなら、文章もおもしろいんですよ。
小手先の文章力だけで闘っていくことはナンセンスで、その人の「あり方」のほうが重要です。
「こいつはおもしろい」と思われる生き方をしていれば、その人の文章はおもしろいのです。

しっかりと文章力を鍛えつつも、あなたがおもしろい挑戦をしていって、世界を震わせる存在になる。そうなれば勝手に文章は読まれる。

1年前の自分と比較する

 文章力が上がったかどうかを確認するためには、他人と比較せず、1年前の自分と比べてみる。
1年も書いていればうまくなっているはず。

 

稼ぎ続けるために大事なこと

セールスライティングを極めると、それこそ何でも売れる。
ゴミでも売れる(売らないけれど)
そういうことをやってはいけない。
そういうことをやると、結局短期で終わってしまうため、文章で「稼ぎ続ける」ことはできなくなる。

長期的な関係を作る

読者と長期的な信頼関係を構築する。
長期的に良質なコンテンツを作っていけば、自分の作品の幅も広がり、作品のレベルも上がる。
ポイントはマネタイズのポイントを後ろにずらすこと。
すぐに稼ごうとしないこと。

信頼関係を築く前にセールスしても、読者は自分の商品を買ってくれません。
それどころか、読者が離れていってしまう。

顧客に価値を提供し続ける

顧客のために淡々とコンテンツを発信し続けるしか無い。
無料で動画を出したり、無料で本を配ったり。
きれいごとではなく、そこまで読者に貢献すれば、自分への将来的なリターンは大きくなる。

 

 

読後感想

それほど長い文章ではないが、ものすごくまとまっていて、とても読みやすい。
さすがにイケハヤ氏という感じ。
プロである。
テクニック的なところも少し記載がある。
細かい解説はそれらの専門書もあるが、はじめのレベルではこれくらいのほうがわかりやすいと思う。
本を読んで学ぶのも大事だが、やはり書いていかないと文章はうまくならないと実感する。

 

 

 

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