悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

コロプラ訴えた任天堂

スマホゲームが隆盛を極め、課金で莫大な利益を得る。
任天堂は課金に最後まで反対姿勢をとっていた。
ゲームはユーザーから金を巻き上げる手段にあらず。
ゲームはユーザーのためにある。ユーザーに等しく楽しんでもらうためにある。
そういう姿勢があまり熱心なゲーマーではない私にもよく分かる。
任天堂のゲームは子供向け、ファミリー向けとよく言われるが、本来ゲームとはそういうものだった。
そして一度買えば、長い時間をかけてそれを楽しむことができる。
それがいつしか作業のようなゲームが増え、更には手軽に作業がいつでも継続できる、スマホゲームが中心になってきた。
そしてその作業を効率良く勧めるために、課金というシステムがあり、ゲームという世界の中でリアルなお金が物を言う世界になってきた。
そういった点に警鐘を鳴らし続けていたのは任天堂。そういうイメージが有る。
「俺達は任天堂の倒し方を知っている」とうそぶいていたのはグリーという会社だったと思う。
未だに課金ゲームの大手であるが、私は課金ゲームには手を出さない。出したくない。
スマホの性能は上がった。
そしてゲームとしての質も上がった。
それでもゲーム専用機と比べればまだまだだと思うし、スマホにできてゲーム機にできないようなものはないと思う。
ただ、1点優位な点は、常にネットにつながっていること。
これは大きい。
それはともかくそういうゲームばかりになって、据置機を中心とするゲーム産業はあまり注目されなくなってきた。
昨年ヒットした任天堂スイッチは「やはり任天堂はすごい」と思わせるような出来栄えで、大ヒットした。
任天堂にはゲームを作るノウハウ、技術はやはりかなり持っている。
それらのアイデアをパクって、適当にアレンジして、課金要素を入れる。
無料をうたって、ゲームをプレイさせ、適度なガチャやアイテムを序盤は無料で配布して、その威力をゲーマーたちにわからせる。
後はその蜜にハマったゲーマーたちからのお布施を待つだけである。
そういうゲームばかりになってしまった。
課金が全て悪いとは言わないが、ガチャなんてものは全くふざけたシステムである。
こんなものがまかり通っているのはおそらく日本だけだろうと思う。
まあ、私にはどうでもいいが。

タイトルに戻る。
任天堂コロプラを訴えたらしい。
白猫プロジェクトという名前でテレビでも散々CMを流しまくって多くの人がそれらのゲームを楽しんでいることだと思う。
そのうちのどれくらいの人が課金しているのか知らないが。

これに対して任天堂は特許を振りかざして大人げない。
強いものが弱いものをイジメているというような批判もある。
ホリエモンとか。

どちらがまっとうな商売をしているか。


「俺らは任天堂の倒し方を知っているんで」という連中たちのほうが舐めきっていると思うのだがなあ。

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