悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

任天堂スイッチ

娘と息子、そして私も欲しい任天堂スイッチ。
しかしながらどこも売り切れ、完売。
そして次回入荷予定未定。予約も不可。
買いたくても買えない商品。
Amazonやその他の通販サイトには結構たくさん品物はあるようだが、問題はその値段。
税抜価格は3万円を切るのにネットで販売している価格は軒並み4万円以上である。
4万円くらいなら良心的とも思えるようなもっと強気な価格設定をしているものもある。
転売のために買い取った業者が中古販売しているのである。
ネットだけではない。ゲームショップでも新品は売り切れ、中古は在庫ありという状況。
ただし、価格はふざけんな価格である。
欲しければ金を出せ!ということらしい。
これぞ市場経済だ!と歓迎する向きもないことはないが、賛同する人たちはほとんどそういう転売、せどりで小遣い稼ぎをしている人たちだと思う。
専業の人もいるようだが。
任天堂が新型ゲーム機をあの価格で提供しているのは色々な意味があって行っていることだと思う。
買いやすい価格で多くの人に買ってもらって、ゲームを楽しんでもらうことである。
任天堂の消費者は大人もいるが、当然小さい子供もいる。
子供にとって3万円は大金である。大人でももちろんそうだが、貯めたお小遣いやお年玉で買う人もいるだろうし、あるいはお子様に買ってあげる親御さんも多いと思う。
それが転売する人間たちの食い扶持になっているとは。
彼らの言い分は、人気商品を手に入れるために、こっちも努力している。だから欲しけりゃ金を出せば撃ってやるよっていう理屈である。
もっともそうにも聞こえるが、とんでもないことである。
メーカーである任天堂はこのようなことを想定しているのであれば、何らかの対策を打ってもらいたいところだが、うまくいかないものなのだろうか。

ソフトがない、WiiUの二の舞いだとか散々言われることもあったSwitchだが、やはり人気商品なのである。
そしてSwitchばかりでなく、miniファミコンやminiスーファミも本来は結構安い価格なのに、一部の人間が買い占めて転売をしている。
安く仕入れて高く売るというのが商売の基本だが、メーカーが決めた希望小売価格を越えての販売というのはやっぱり違和感がありすぎる。
そういう連中からは買いたくはない。負けた気がする。
生産終了した過去の商品、レア物が元の価格より高くなってしまうというのはわかる。
手に入れることは難しいし、欲しい人にとっては元値よりもずいぶん高くてもその価値があるのだろうと思う。
ネットで多くの人が出品したり、購入したり便利になった。
そしてそれをなりわいとする人も出てきた。
転売で生計を立てている人も多くなったと思う。
だが、こういうのはやはり浅ましい気がする。
古い人間なんだろうか。

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