悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Windows10 バグ

個人的にはWindows10にして満足している。
特に大きな不具合もなく、一部のアプリケーションが互換性がなく動作しなくなったということはあるが、PC本体そのものはそれほど困った状態にはなっていない。
起動、終了はWin7と比べて若干早くなったような気もするし、ブルースクリーンや謎のフリーズなんてこともない。
しかし、すべてのユーザーがそうではないようである。
私のPCは極めて普通のPC。
自作PCに近い、マウスコンピューターのデスクトップPCである。
しかし今のPCの主戦場はスタンダードなデスクトップではない。
各メーカーが色々と趣向を凝らして競い合っているのはノートパソコンである。
すべてのメーカーが色々な問題を抱えていると想像するが、アップグレードしておかしくなったなんてことは日常茶飯事ではないか。
各メーカーは動作確認をとっているプリインストールOSしか面倒は見ないと思うし、見きれるはずもない。
それはともかく、プリインストールがWindows10であっても半年に1度ある大型アップデートで振り回されているのではないかと思う。
2年前にWindows10は発表された。
各メーカーは一斉にPCを出したわけではなく、ようやく「使えねー」と言われていたWindows8Windows8.1へとアップデートし、さらにWindows8.1のService Packとも言えるWindows8.1UpdateというUpdate(ややこしい)が安定稼働しつつあったときである。
まだ海のものとも山のものともわからないWindows10よりもある程度安定した実績のあるWindows8.1Updateを選択するのもありだったと思う。
しかしVistaの二の舞いとは言わずとも、人気のないWindows8/8.1。
結局無償でアップグレードするというMicrosoftの戦略で多くのPCがWindows10になった。
企業など安定している、実績のあるWndows7で利用する人も多かったが、知らない間にWindows10へのアップグレードを促されて、気がついたらWindows10になっていて大騒ぎということもあった。
そんなこんなで皆、Microsoftに対しては不満をつのらせていたのだろうと思う。
Windows10も使い慣れてくるとそれは悪いOSではないが、半年ごとの大型アップデートでおかしくなってしまったりするのは懲り懲りである。
PCを使って仕事をしている人にとっては、PCは道具である。
アップデートなどのトラブルを調べて解決して悦に入るというのはPCオタクだけの世界である。
皆関わりたくない作業だ。
にもかかわらず、半年に1度のイベントとして強制的に参加させられてしまうのである。
まあ、その時間が1時間かかるとなるとイライラも募る。
それでもアップデートのあときちんと使えれば良い。
最悪なのはアップデート後の不具合である。
目的のアプリが動かくなったりとか。
アプリならまだしも、OSの本体の機能自体がおかしくなったりというのもザラである。
Winキーを押してもスタートメニューが出ないとか、EdgeやIEがフリーズ多発とか。

大型アップデートで新機能を着けてくれるが、果たしてどれだけの人が新機能に期待しているのだろうか。
新機能に皆の目を向けさせているが、本当はもともとのWindows10自体のバグフィックスの目的も大きいと思う。


嫌なら使うな。
確かにそうだ。
選択肢はない。

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