悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

携帯電話料金

役所が入って、是正されたとされる携帯電話の料金。
やっぱり横並びで、携帯会社のキャッシュバックなどがなくなるとむしろ割高感がましたと感じる人が多いようである。
すでに携帯会社とはべったり付き合う気もない私にとってはどうでもいいような気もするが、やっぱり国や役所が一枚噛むとろくなことがないような気もする。
全然安くなっていない。
スマートフォンの契約で一月で6,000円とか7,000円とかはもちろん高い。
しかし本体の割引で2年縛りにはそれなりに意味もある。
日本のスマートフォンはハイエンドばかりで本体価格はそのまま買ったらびっくりするほど高いものである。
iPhoneなんて10万円もするし、Androidでも人気のXperiaの最新機種だとやはり10万円ほどはするはずである。
それが無料、あるいは格安で入手できるのは通信量と抱き合わせで本体を割賦で購入しているからである。
それを通信費と縛りを規制して「是正」させると、こんなふざけた料金プランを携帯会社は出してくるのである。
1GBの通信料と5分以内の通話が無料。で4900円とか。
5分以内の通話が無料と言うのは魅力のある人には魅力のあるサービスかも知れないが、1GBのデータ通信なんて全く使えないスマートフォンになってしまう。
それでいて端末代別の4900円となるとむしろ高くなった感があるのは私だけだろうか。
しかも「実質無料」というのは嘘だが、毎月6-7000円支払っている人にとっては手に入れたスマホは高級機だし、実際に契約時に大きなお金を支払う必要もない。
それがいきなり新しい高価なスマートフォンの本体代を負担しなければならなくなったりすると一気に乗り換えや買い替えというのがなくなるのではとも思ってしまう。
実際に必要な人はどういう状況でも必ず乗り換えることになると思う。
2年縛りは嫌いだが、2年で買い換えるのはある意味まともな感覚である。
進化、変革の早い世界、商品である。しかもバッテリーという必ず劣化するものが内蔵されており、内蔵されていなくてもバッテリーを購入するのは結構な負担になることを考えると、2年くらいで乗り換えて調度よい商品だとも思う。
一方、ガラケーは2年で交換する必要は感じない。進化もあまりないし、あんなもので高いパケット代を払ってチマチマとネットをしていた人たちのことは理解できない人間だったし。

書きながら思ったが、そもそもスマホを必要としていない人はガラケーでいいし、スマホを必要としている人はそれなりにお金はかかるもの。
そして今年はそれがわかったうえで、料金をなんとか安くしたいと考える人が昨年以上に増えて、ますますMVNO格安SIMSIMフリースマホが増えていくものと思う。

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