イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密

ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画。
実在した天才数学者アラン・チューリングの人生を描いた作品。
エニグマという解読不能と言われた暗号を解いた功績、機械を使って暗号を解くという発想、その後のコンピューターの基礎となったという点で偉大な発明だった。
それとともにかなりの変わり者、同性愛者、時代の異端児であった。
確かにイノベーティブな仕事をする「天才」というのは相当な変わり者である。
常識人にはイノベーションを起こすことはできない。発想からして違うのであろう。

題材も面白かったが、この主人公を演じるカンバーバッチはやはり相当な俳優である。
この気が触れたような、どこから見ても相当にインパクトのある演技である。
顔立ちも相当変わっているが、表情などもすごい。何かどこかぶっ飛んでいるようなところがある。
彼にはぜひともサイコパスや凶悪犯を演じてもらいたい。すでにそのような役もこなしているとは思うが。
売れっ子には売れっ子の理由があるんだと痛感。

イミテーション・ゲーム／エニグマと天才数学者の秘密(字幕版)