先日の巨人優勝に続き、パ・リーグも楽天が優勝を決めた。
球団創設初の優勝である。
胴上げ投手は田中将大。不運な内野安打も絡んで一打逆転のピンチだったが、西武の４番浅村をすべて150キロ以上のストレートでねじ伏せた。
とにかく今年は田中に尽きる。
セ・リーグと違って優勝投手でこの数字。誰が見ても文句なく田中将大がシーズンMVPだろう。
圧倒的な存在感。
エース田中が投げると負ける気がしない。相手チームにとっては勝てる気がしない、難攻不落の大エース。
新人則本もおそらく新人王当確だろう。新人でここまでの活躍派嬉しい誤算と言える。
さてこれから日本シリーズへ向けてクライマックスシリーズの調整に入るのかもしれない。
強運の星野監督だが、残念なところもある。
日本シリーズを制したことがない。短期決戦に弱いというイメージが有る。
クライマックスシリーズを勝てる保証もない。
大エース田中で初戦を落とすようなことがあると番狂わせがあるかも。まあ、今年の田中で負ける気はしないが…。
田中の世代は優秀である。
田中を筆頭にセ・リーグのエースとも言えるマエケン、巨人の坂本、澤村というそうそうたるメンバーである。
しかしこの世代、88年生まれで88年会というものを結成したらしいが、新人の当時はハンカチ世代と言われていたのである。
そうハンカチ王子こと斎藤とは大きな差がついた。
彼は一応まだプロ野球選手ではあるが、ここからの復活は絶望的と言わざるを得ない。
昨年の覇者、日ハムは開幕から不調、万年優勝候補、敢闘賞のSoftBankは今年もダメだった。怖いのはロッテ。
ここは短期決戦に強い。
