悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

スマホユーザー

スマートフォンを解約しようと計画している人間が言うのも何だが、やはりスマートフォンユーザーは増えているようである。
先日もニュースか何かで60歳以上の人も4人に1人はスマホユーザーとか書かれていて、一体何に使うのだろうと思いつつ、さらに高齢の年金生活者ならスマートフォンの固定費もバカにならないのではないかと思ったりする。

そう言いつつ先日、中学時代からの友人が携帯を機種変更した。
以前はガラケーではないが、いわゆる一般的なスマートフォンとは違った機種である。
WindowsPhoneであるW-ZERO3という機種を使っていたが、機種変更してからAndroidスマートフォンになった。
W-ZERO3を使っていたということはつまりはPHSWILLCOMである。私もWILLCOMへの乗り換えも考えたことがあるが、家族全部を変えるのも面倒だし、やはり携帯番号が代わるというのもちょっと・・・ あんまり携帯に連絡はないのだけれどね。

ともあれ、このW-ZERO3という機種はある意味時代を先取りし過ぎていたのかもしれない。まさにブーム前に作られていた和製のスマートフォンである。目の付け所がシャープである。先走り過ぎでこけてこそシャープである。

それがAndroidスマホに変わって四苦八苦しているようである。そもそも友人は非パソコンユーザー。多分キーボードを使ってのタイピングも相当四苦八苦するだろう。Yahooなんかで検索で使う単語程度の入力は一本指でもえっちらおっちら入力して大丈夫だろうけど、文章を入力するとなると相当大変なようである。
そういう人にとってはガラケーの文字入力のほうがやりやすいらしい。私は無理だけど…
私の世代では殆どの人がPCを使えるということではないようだ。50歳前ということで全くPCに疎い人も多くいる。その反対にバリバリ使っている人もいる。

W-ZERO3も以前の機種にはQWERTYキーボードが搭載されていたが、彼の持っていたものはそういうキーボードがないタイプ。いわゆるガラケーの文字入力のタイプである。そちらはかなり慣れてきたようで、結構メールをくれたりする。
しかしAndroidの新しい日本語入力は難しいようである。
私はガラケーの文字入力が苦手で、ガラケー時代はメールもほとんどしなかった。本当に最低限のメールしか交わしていなかったと思う。
それがiPhoneにしてからは結構メールも出すようになってきたし、スマホではやはり文字を打つことが増える。
それでもこの小さな画面で文字をチマチマ打つというのは苦手。
きちんとしたフルサイズのキーボードで文字を打つほうが好きなのである。

話がそれた。
スマートフォンガラケーに乗り遅れたおっさんに人気で、スマートフォンを引っ張ってきたのは実は中年のおっさんだという説もある。私もそうなのだろうか。
今や若者もiPhoneをはじめとするスマートフォンにシフトしている。かなりの時間をスマートフォンいじりに費やしており、LINE疲れなんという言葉もチラホラと聞かれる。
SNSは便利な半面、鬱陶しい、煩わしいというものもつきものである。私もFacebookのアカウントはあるが、アクティブとは言いがたい。人の投稿をつまみ食いして見ている程度。全部目を通しているわけでもない。
LINEはもっと流れが早く、若い人、学生などはほぼ強制参加のようである。メル友がいないという人たちにはLINEも結構つらいものなのかもしれない。

LINEやメールだけではない。TwitterTumblrなど写真をさっと撮って投稿するというのが非常にやりやすくなった。スマホを使いこなしているユーザー、アクティブに投稿しているユーザーはほとんどカメラ機能を有効に利用している。
文字の長文は書く方も辛いだろうが、読む方もしんどい。それに対して写真は見る方も出す方も楽ちん。
ただし、あまりに写真が多いと回線速度によってはなかなか開かず、面倒くさいと思う原因にもなるが。

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