悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Lumixの新製品にまつわるWEBページの写真への批判

仕事が忙しい!というわけではありませんが、帰宅してパソコンを起動することもなく数日が経過しました。
毎日帰宅後はPCの電源をいれる人間ですが、ここのところはPCを起動していませんでした。
仕事中とはいえ、待ち時間もあり、PCを使っているのでWEBでニュースを見たりすることもあります。(ずっとではないですよ)
そんな中、最近はデジカメ熱が高まっていることもあり、デジタルカメラ、それもミラーレス一眼のネタをよく見たりします。
Lumixというブランドで展開しているPanasonicのWEBページの写真がネット上で批判を受けて、炎上したというニュースを見ました。
Yahooのニュースでも取り上げられ、目にした人も多いと思います。
別にPanasonicが不正をしたわけでもないのですが、その騒ぎが大きくなり、謝罪をすることにまで発展してしまいました。

WEBページで使われた写真が、ストックフォトという商業利用可能な画像データで、商品のカメラで撮影した写真じゃなかったということが大問題とされたのです。
どこかに、「写真はイメージです」という言葉があったのかどうかわかりませんが、この手のカメラを購入する人にとって、広告となるWEBページに記載される写真は、そのカメラの性能を表すものでないと誤解を招く!という主張のようです。
個人的にも「なるほどなあ」と思ったものですが、そもそもこの問題が発生したことは一部の狂信的なマニアによる嫌がらせではないか?という意見もあります。

panasonic.jp

この狂信的なマニアというのが「ニコ爺」と呼ばれる人だったとか。
「ニコ爺」や「キャノ坊」というのがスラングとしてあるらしいのですが、私も最近知りました。
Nikonは、かつては天下のCanonと競争していた2大メーカーで、その当時のノスタルジーに浸るNikon爺さん、略して「ニコ爺」らしいです。
でもって至る所で、根拠不明にNikonを持ち上げて、他社のカメラをボロクソに言うということで嫌われている存在だとか。
まあ、カメラって、趣味の世界でパソコン以上にその歴史も古く、まさにキング・オブ・オタクと言えるのかもしれません。

ちょっとそういうふうに見られるのは嫌だな~なんて思いながらも、今最もほしいと思っているのがNikonのZ50というカメラだったりします。
現在販売品の現行品ですが、発売されてからすでに5年ほどになるのでそれほど新しいカメラではないようです。

www.nikon-image.com

とはいえ、評価は高く、お値段の方もそれほど下がっていません。
非常にコンパクトで価格もマニアが使うフルサイズと比べるとそこまで極端に高くはないというのもポイントです。(十分高価ですけど)


このサイトにもサンプルとなる写真がありますが、いずれの写真もこのカメラ、レンズで撮影したもので、ストックフォトというどんなカメラで撮影したのかもわからないような画像をカメラの商品紹介のサイトに使うという意識がPanasonicは駄目だよ!っていうことらしいんですね。
ただ、そこから発展して、このカメラそのものを味噌糞にけなしまくってしまったので、それに対する擁護もありますし、Lumixファン(少ない)の反発もあるでしょう。
問題となったDC-S9ですが、フルサイズという本来高級なカメラのなかにあっては非常にお安く、かつ最新モデルだけあって、性能も良さそうなんですね。
フルサイズミラーレス一眼でありながらも無骨なカメラではなく、非常にスタイリッシュです。
独自の面白い機能もあったりして、 個性的だと思います。

panasonic.jp


ただ、ファインダーがない、ホットシュー(ストロボなどをつける端子)がない、など本格的なカメラと言うよりかなり思い切ったカジュアル機ですね。
そこは批判をしようと待ち構えている人にとってはとても突っ込みやすい「素材」でボロクソに叩いたわけです。
本来は新製品発表で、楽しいイベントになるはずが、炎上騒ぎで中止になったりするなど、多大な影響が出ています。
なんともなあ、という気がしますね。

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