悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

今年初の野球観戦

金曜日の午後、友人と一緒に野球観戦に行ってきました。
オリックスvs日本ハムでした。
京セラドームです。

リーグ3連覇中のオリックス・バファローズですが、エース山本由伸投手が抜け、ローテーション投手の山崎福也投手も抜けてしまいました。
昨年は打線の中心であった吉田正尚選手が抜けるなど、リーグ連覇を話して言いますが、主力の相次ぐ離脱で戦力ダウン。
それでも次から次へと新しい選手が台頭してくる、というのが強いチームの特徴です。
この日も東晃平投手が好投。
昨年も活躍した好投手ですね。
神戸弘陵高校出身の6年目。
球もそこそこ速く、ツーシームカットボール、スライダーと多彩です。
3回をパーフェクトに抑えるピッチングでした。

一方の日本ハムは若きエースの伊藤大海投手。
WBCでも活躍したピッチャーで、今年は開幕投手です。
新庄監督からも信頼が厚いのでしょう。
この日も立ち上がりから素晴らしいピッチングでした。
度胸満点で粘り強いピッチングが持ち味ですね。
この日も4回に満塁のピンチがありましたが、無失点で切り抜け6回を零封し、勝利投手に。

野球自体は地味な試合でしたね。
投手戦なのですが、どちらかというと貧打戦と言ってもいいくらいのさみしい試合でした。
手も足も出ないというほどのピッチングではなかったのですが、両軍合わせてわずか6安打。
勝った日ハムはわずかに2安打でした。
唯一の得点シーンは初安打の五十幡選手の盗塁でタッチしようとした紅林選手のグラブが弾かれてボールが転々とする間に3塁へ。
続く打者のボテボテの3塁ゴロをさばいてバックホームするが間に合わずにフィルダースチョイスでの得点。
両チームともとにかく打たないというか打てる気配がなく淡々と試合が進みました。

これもまた野球なんですね。
毎回華やかな打撃戦でもないし、バッタバッタと快刀乱麻のごとく打者を翻弄するような投球でもなかった地味な試合でした。

いつも通り、友人とお酒を飲みながら野球談義半分、世間話やら半分といった具合。
野球談義のお供に、今回は選手名鑑を持っていきました。

一番データが多そうなので、購入したのはいいのですが、とにかくこの本はサイズが大きいです。
そのため、カバンに入りづらいというか、結構邪魔ですね。
そして大きな本だから見やすいのか?というと、データが多いのでかなり文字が小さくてわたしたち老眼世代には辛いですね。

友人も私も野球の試合を見るのは好きなのですが、その選手のデータやこれまでの成績などを見たりするのも好きなんですね。
昨年の成績、これまでの実績なども面白いですし、年俸や出身高校、大学などを見るのも面白いですね。

打者なら三冠である打率、打点、ホームランがやはり目立ちますが、それ以外にも評価軸があって良いと思うようになりました。
もちろん打撃3部門の成績がいい人ほど高い年俸をもらっていますが、守備やフォア・ザ・チームのバッティング、走塁などなかなか数字に現れにくい部分もあります。
いくら打撃の成績が良くてもワンサイドゲームで数字を上げる(これも大事な能力だとは思いますが)のと、接戦で大事な場面でいい仕事をする選手なら、当然後者が評価されるべきでしょうね。
投手も同じで評価されやすい勝ち星や防御率ですが、先発ならクオリティスタートという試合を作る能力も大事です。
いいときは凄いピッチングをするけれど、悪いときは初回に試合をぶっ潰してしまう、なんて投手は監督としては使いづらいですよね。

野球は確率のスポーツで、数字と言うもがはっきりと現れますが、最終的な目的はチームの勝利なんです。
チームで戦うスポーツであり、チームの勝利こそが大切で個人成績はチームの勝利の結果ついてくるものなんです。

 

 

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