悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

風立ちぬ

テレビで放映していた。
仕事から帰ってきてから見たので途中から。
なのでそんな人間がどうこう評価するのもおかしいが、自分なりに見た感想を。

つまらない。
悲しい話。
堀辰雄の代表作「風立ちぬ」は読んだ。
傑作らしいが私にはあまり面白くなかった。

その小説もこの作品も美しい。

しかし面白くはないし、楽しめなかった。

この映画は公開された時にあちこちで宮粼駿の新しい作品として宣伝されていた。
そして興行的にも非常に成功したのだろう。

この作品を見て、宮粼駿という巨匠が描きたかった崇高な世界をものすごく盛って、いろんな人が評価していたと思う。
そんな必要があったのだろうか。

この作品の真の良さがわからない人間は芸術がわからない人間というような評価をする人もいたようだ。
まるで「裸の王様」であると思う。

私は素直に思う。
つまらない。面白くない。
これを傑作だの、素晴らしいだの、ものすごいだの言っている評論家たちはバカどもだろうと思う。

何が描きたかったのかもよくわからない。
主人公の声優も素人の友人(庵野秀明)を抜擢。
主題歌も宮粼駿の思い入れが強いのだろうけど、ユーミンである。
オッサン(宮粼駿)が自分がやりたいことを勝手にやっただけである。

そんな作品でも宮粼駿信者が祭り上げすぎ。

絶望的に面白くなかった。

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