悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

笑っていいともグランドフィナーレ

笑っていいともという超長寿番組が終わった。
すでに番組の寿命はとうに迎えていたが代わりにする番組もなく、多くのタレントが加わっていることもあって追われなかったのではないかと思う。
私は昔からこの番組の視聴者でもないし、こういうたぐいの番組は嫌いだ。大嫌いだ。
それでも長年続いた番組、国民的な昼の番組、家庭ではもちろん職場でもお昼休憩の時にテレビが有るところでは多くの人が見ていたに違いない。
今日のグランドフィナーレも少し見てみたが、すでに番組の体をなしていない。関わった多くのタレントが同窓会を開いているように過去を懐かしんでいるようでそこには視聴者は存在しなかった。
こんなのは番組ではない。
そう思っているのは司会者として君臨してきたタモリ本人ではないのだろうかと思う。
もともと長く続くとは思っていなかったらしい。
お昼の番組にキワモノ芸人であったタモリを抜擢したということも当時の常識から考えると異例のことだったらしい。
番組を見ていないものからあれこれ意見や感想を言うつもりはないが、長年の間に見る層もかわるし、登場するレギュラータレントも多く変わっている。時代とともにリニューアルし続けたことが長持ちしたのかもしれないが、さすがにもう存続する理由がなくなったということだろう。
今回の「打ち上げ」のような内輪の会を見て楽しめる人もいるのだろうが、私は耐えられなかった。
うるさすぎるし、何を視聴者に伝えたいのかもわからない。個人的に何の思い入れもないためかも知れないが、番組をずっと見続けてきたファンの方には最期の放送ということで大いに意味があったのだろうか。

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