悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ノートパソコンとタブレット

私はデスクトップパソコンを使い、ノートパソコンを外に持ち出して使うということはないため、現在ノートパソコンは使っていない。
持っていたノートパソコンはそれぞれ娘と息子が使っている。
デスクトップパソコンは場所を取り、相当使う人でないと必要ないものかもしれない。
文字入力をたくさんする人や仕事でどうしても必要な人、クリエイターな人以外は不要だろう。
ノートパソコンもやはり文字入力をたくさんする人、ブログや自身のWEBページを持っている人には必要だと思うが、WEBを見たり、ツイッターフェイスブックなどのSNSをしたりすることであれば、スマホで十分。スマホの大きさに不満を感じる人はタブレットで十分ということになる。

iPhoneが切り開いたスマートフォンという商品。
そしてiPadが切り開いたタブレットという商品。

そう考えるとAppleという会社は非常にイノベーティブな会社だといえる。

それらを支えている技術は決して革新的ではない。しかし既存の技術を使いながらもそれらを巧みに組み合わせ、使いやすいように工夫して、商品として魅力的なものとして発表する。
商品として世に送り出すタイミングも絶妙だったのだと思う。

WindowsCE機やスマートフォンPDAと言われる商品はずっと前にあった。
タッチパネルを搭載したPCもタブレット登場以前からあった。

しかしいずれの商品も消費者の食指を動かすことはできなかった。

何故か?

決して使いやすいものではなかったから。これに尽きると思う。

ユーザーが使いやすい。あるいは使いやすそう。そう感じる何かを提供できなかったのではないか。


iPhoneの成功を見てすぐさま動き出したのはAndroid陣営。つまりGoogle

ソフトウェアの巨人であるMicrosoftAppleGoogleに先んじて同じようなコンセプトの商品を送り出しているがいずれも成功したとはとても言えない。
つまり商品としての魅力がなかった。消費者として使いやすい。使ってみようと思わせることがなかったからだと思う。

Googleの動きは早かった。
圧倒的に先行していたAppleiPhoneだが、無償でソフトウェアであるAndroidを提供したことにより、様々なメーカーがAndroidOSを搭載したスマートフォンを発売した。
当初はiPhoneと比べて至らぬところが圧倒的にあったと思う。

私も中華パッドで痛い目を見ている。粗悪品もあるのがAndroidの世界だ。

幾多もあるアンドロイド端末でも性能的にはハイエンドスマートフォンであるiPhoneに全く見劣りしない、あるいは性能ははるかに凌駕していものも最近は多く出てきている。

何よりもiPhoneAppleの独占でソフトウェア、ハードウェアともに自由度はない。全てはAppleの思いのままだ。
その分非常に安定しているし、使い勝手は良い。

そういう支配を嫌う人にはAndroidが良いのだろう。

私は入り口がAppleだったが、そろそろAppleからも離れようとも思う。
今回のiPhone発売でもやっぱりサプライズはなかった。
それ以上にキャリアに縛られて2年間払い続けるのはしんどい。
本体価格もハイエンドスマホということで十分高価だし。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.