悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

巨人優勝

こんなことは私の中ではどうでもよいことである。今年のセ・リーグペナントレースは早くから決定していたものと変わらないし、何のサプライズもなかった。
それにしても今年の巨人は圧倒的な強さで独走し、優勝した。
ここのところ広島が猛烈な強さを発揮して、なんとなくモタモタした感があったが、代わりに2位の阪神の凋落っぷりがすごく、マジックが点灯してからは着実にマジックが減っていった。
セ・リーグの優勝は放っておいても巨人から他のチームになるということは考えられず、むしろ最下位とはいえバレンティンのホームランのほうがよほど気になる。

一方パ・リーグ楽天で間違いないだろう。近いうちに決まると思う。
こちらはなんといってもMVP確定のマー君田中将大投手だろう。未だ今シーズン負けなし。一人で貯金22も稼ぎだしている。
最近は援護射撃も多いが、何よりもエースが投げる試合は圧倒的に精神的優位に立っているので打者もリラックス出来てるのだろうと思う。
そもそも勝つことだけでなく、防御率奪三振など主要な投手部門も総なめしてしまう勢いである。圧倒的な存在だ。

セ・リーグのMVPはバレンティンでは?と思ってしまう。新人王もライアン小川では?
となると最下位からMVPと新人王というなんとも言えないシーズンといえる。
バレンティンが並の本塁打王、あるいは2冠王なら、巨人の村田あたりかもしれないけれど、今年のバレンティンは圧倒的な存在感と話題性だった。
ホームランといえば最近敵前逃亡した加藤コミッショナーの飛ぶボール問題も再燃しそう。
まあ、官僚的というか可愛げがないというか、上から目線というか、見ている人を小馬鹿にしているような態度というかいけ好かないおっさんである。民間人で客商売をしていたら真っ先に叩きまくられるだろう。憎たらしいタイプである。あの会見で随分と一般の、プロ野球ファンを敵に回したと思う。あの時に平身低頭にまずお詫びしていればかなり印象が変わったのだろうけど、「不祥事とは思っていない」と逆切れ気味に上からモノを言ったものだから反感を買った。


さて、もうひとつは広島の快進撃。このまま勝ち続けて5割に戻せばまだしも、5割以下で3位でクライマックスシリーズに出て戦うというのもどうなんだろう。
またそれで上位チームに勝って日本シリーズに出場ということになるともはやペナントレースの意味がわからない。
そもそもクライマックスシリーズには反対である。

Jリーグも人気低迷で起爆剤にしようと前期後期とリーグ優勝を分けようという試みがあるらしい。そういう小手先の試みは初年度は効果があるかもしれないが、抜本的な解決にはならない。


脱線しまくったが、まあ今年はセ・リーグは巨人が制したということだ。

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