悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

iPhone5C/5S販売

新宿のアップルショップに発売日前に並ぶのはもはや行事のようなものになってしまったが、そもそも底までして欲しいのかが本当に疑問に思う。
というのも個人的にはもうiPhoneはいいだろうと思っているというのもあるが、Appleだって書くキャリアだってiPhoneを売りたいわけですぐに手に入らなくても待っていればいずれは手に入る。
お金さえ出しさえすれば。

それよりも新型iPhoneにはがっかりしているという記事のほうが気になる。
iPhoneといえば、イノベーションの象徴だったが、4Sあたりからイノベーションを感じることはなく、完成度を高める方向に動いているような気がする。
毎回モデルチェンジごとにイノベーションを強く求めるユーザーというのもどうかと思うが、Appleという尖った製品を出す企業としては価格よりもむしろ革新性、イノベーションを強く求められるのだろう。

ともあれ、どんな革新的な製品にしてもいち早く手に入れたいと路上で寝泊まりするのは異常な行為と思って仕方がない。
ましてや今回のiPhone5Sや5Cであれば尚更である。

スマートフォンとしてはハイエンドになるiPhone。そのiPhoneはストレージの容量の差しかなかったものが、今回はハイエンドと廉価版という位置づけの製品が出た。
色んな所で語られていることだが、日本国内では実質0円で入手できる機種なのに廉価版の5Cを出す意味が見いだせないということ。
性能に差がないのであれば良いが、ベンチマークでは明らかな差がある。体感的に差はないということでも今後いろんなアプリが登場すると性能差はやはり出てくる可能性がある。
なのに入手するコストが変わらない5Cを購入する理由が見いだせない。

カラフルで可愛らしいというだけで?
入手しやすいから5Cでいいやってこと?

うーん、納得出来ない。

各社の通信速度の記事もそうである。
いろんな雑誌やサイトでiPhoneの速度調査などが出ているようだが、どこが速いのかなんて使う場所や時間帯によっても異なるので比較するのは非常に難しいことだろう。
個人的には似たり寄ったりと思う。
地方に行けばdocomoが強い、SoftBankはダメだなんていうのが一般的な認識だ。
そういうイメージをひっくり返せるだけのものをSoftBankは提示しきれていない。
SoftBankは今まで安かろう悪かろうだったが、その安さとサービスの展開のスピードが魅力だった。
しかし今のところ、価格面でdocomoauに対してアドバンテージは全くない。

そうなると今までのイメージ通りに行くとSoftBankから多くのユーザーが逃げ出すのではないかと思う。
2年前、auiPhone販売を手がけた時にもピンチを迎えていた。
しかしauはユーザー数を大きく増やしたが、SoftBankから多くを流出したというよりもSoftBankのユーザーむしろ増加でドコモの一人負けだったわけだ。
今回もそうなるかというと今の通信料金体系では大きく減らす可能性があるのではないかと思う。




個人的にはスマホを一旦手放す計画をしているのでどうでもよいと思っているが、ライトユーザーに魅力的な料金体系をどこかのキャリアが出さないかとも少し期待しているが、それはなさそう。

やはりガラケー+SIMフリータブレットという選択が良さそう。

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