悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

プロ野球のボール問題

野球ファンとしては情けない限りである。
加藤コミッショナーのあの記者会見の態度は外務省の役人上がり丸出しである。
要するに一般人を見下して、なんで俺が謝らなければいけないんだ?という驕り高ぶった態度である。
外務省のエリートは出自もよく、まさに特権階級の人たちである。頭を下げるということが非常に苦手な人が多いと思う。
今回のことを不祥事と思っていないとか、記者団からの質問に対しても逆切れ気味であるところなんか、見ていて非常に不快感を感じた。
ファンあってのプロ野球。ファンに対しての謝罪はもちろん、それに人生をかけている選手たちに対してもしっかりと謝罪し、その責任をしっかりと全うしてほしい。日本式の責任のとり方はつまり辞任である。
統一球にするということでコミッショナーの名前が入っているプロ野球のボール。そのボールが飛ぶボールになったということを知らなかったとシラを切る態度。
野球に造詣が深いとかでコミッショナーになったのであれば、ホームランが増えたことに対する理由が稚拙すぎる。日本人は適応力が高いので技術が向上したとかそんな子供だましの理由をあの席で堂々というとかありえない。
相手の主張を認めたとしても最高責任者としての責任は免れない。やめるべきである。
柔道の最高責任者も辞任せず続投。
上に立つ者のこういう態度は全て悪影響しかない。「前へ倣え」で下のものが順送りで真似をしていく。良くなるはずがない。

巨人の阿部選手が言ったように、ボールのことでもめている事自体日本のプロ野球の恥である。

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