プラネット・テラー

映像がやけに汚いというかわざとそういう雰囲気で作っている。それがプラスに出ればいいが、個人的にはダメ。
内容はひどいなあ。少なくともスプラッターとかを普通に見れる方でないとだめだと思うね。SF感覚で見ようと思うとエグすぎる。グロ過ぎる。
レンタルしたDVDの予告か何かで見てみたくなって借りてみたが、子供とは見れないよなあ。
ブルース・ウィリスのような大物が出ているのでもう少しましな作品だと思っていたけど、かなり出血大サービスなシーンが満載。いや、本当の意味で出血大サービスなんだけどねえ。ゾンビ映画だな。
ブルース・ウィリスもギャラでこういう映画に出たのか（低予算ぽいからそれはないか）、それともそういうのもやってみたかったのかはわからないが、あえてこんな映画のあんな役柄をしなくってもいいのでは？と思うなあ。
まあ、監督さんもかなりエグい役柄で映画に登場してがんばっているので。しかし、タランティーノは血の表現、バイオレンスが好きだよなあ。映画にも出たがりだし。
足にマシンガンをつけた女性というトンデモナイ設定で、それを期待していたんだが、最後のほうまでそういうシーンはお預け。なんか物足りない感があってね。エグいシーンばかりを見させられたというかなんというか。
そういう点で気持ちのいい、かっこいい女性のアクションを期待していた向きには本当に残念な映画だと思う。お勧めはしない。スプラッター好きな人なら、どうぞ見れば、という感じかな。