借りたDVDを家族で見た。
GOEMON。
紀里谷和明という監督の作品。
CASSHERNという今後これほどの超駄作は造られないと言われた作品らしい。
このCASSHERNとデビルマンが日本の超駄作の筆頭格である。
その監督の作品だけあって、かなり眉唾ものであったが、それなりには見れた。
まあ、はじめからハードルをおもいっきり下げていたということもあったのかも知れない。
それにしても歴史が背景であるにもかかわらず、本当に自由奔放な歴史観で描かれていて、またそれがかなりちゃっちいし、ケチ臭い。
まあ、この手の映画はハリウッドに任せておいて、違う方向でやるしかないと思う。
壮大なスケールを描こうとしているが、今の大作CGを見慣れているものにとってはチープ。
ストーリーもちぐはぐで、何が描きたかったのかいまいちわからない。
戦国時代なのにちょんまげがだれもいないというのも変。
まあ、これは歴史映画じゃない、娯楽映画なので楽しんで、ということらしい。それなら石川五右衛門である必要もないし。その他幾多の歴史上の人物を出す必要も全く感じなかった。
すべてが中途半端な感じがするが、キャストはそれなりの人間を揃えていたのでB級臭さはなかったが、息子曰く「やっぱりB級」とのこと。
この紀里谷和明監督というのもマスコミにはとりあげてもらっており、また宇多田ヒカルの元夫ということでも有名だが、ただのボンボンで芸術を語ったりするタイプではないと思うね。
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