東野圭吾原作の「プラチナデータ」の映画化作品。
本日地上波初公開ということで見ている。
何なのだこの違和感。こういう映画ではないはず。ストーリーもぜんぜん違う。
原作の良さを台無しにしているような気がする。
電脳トリップの件も全くなく、電車の中での恋人との逃避行のシーンもない。
そもそもあんなカーチェイスなどが必要な映画でもない。映画として見せたい気持ちはわかるがそういう類の映画ではないのに台無し。
そもそも日本の映画の場合はまずキャストありきなのか事務所などの力関係からか、今回の主演は○○でいくということからいろいろとあとづけで味付けしているような気がする。
違う。絶対に作り方からして間違っている。
本当にこの映画を見て「プラチナデータ」を読んだ気になっているなら間違っている。ぜんぜん違うと思う。原作の味わいが全くなかった。
先ほどこき下ろした「白夜行」のほうがマシだった。
邦画はダメだなとまた思ってしまう。
最近見た邦画で「桐島部活やめるってよ」という素晴らしい映画があった。あれは原作を読んでいないが、映画として一つの形をなしていた。
しかし原作本が素晴らしいのに映画になると駄作というのが多すぎる。原作者もたまらないだろうと思う。
まあ、お金を出してみたわけではないので批判はそれくらいにしておこう。
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