悪魔の尻尾

みなさ~ん、元気にしておりますか?

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

画像はディスニーサイトより

Netflixで少し前に視聴しました。
もはやハリソン・フォードインディ・ジョーンズを演じることはないと思っていましたから、それだけでも値打ちがあります。

どうやらこの映画を作るまでの擦った揉んだがかなりあったようなのですね。
そもそもこの一つ前の作品、4作目の「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」が2008年です。
1作目の「レイダース 失われたアーク」1981年、2作目「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」が3年後の1984年です。
3作目の「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」がそこから5年後の1989年で、これで3部作が完結でした。
そもそもそこまででも全然良かったのです。

ところが、それから19年後の2008年に4作目が出たのです。
この映画は様々な批判もありながら興行的には成功を収めます。
ところがこういった魅力的なコンテンツをディズニーが買い取り、様々な事がありました。
ストーリーがまとまらず、それ以上に主演をハリソン・フォードでいくのかどうか?といった点も不明だったようです。
4作目でインディの息子を演じていたシャイア・ラブーフでいこうという話も会ったそうなのですね。
ちなみに2008年の時点でもハリソン・フォードはやはり老人です。
当時68歳の俳優にムチを振り回したり格闘したりと言うのはいかんせん難しいと思うのですが、人気作品の思い出補正もあり、当時若い人にとっては子供の世代が活躍する話でもあり、色々と見どころたくさんある映画でした。
その4作目からもすでに15年です。
よく元気に出演してくれたなあ、という感じです。

冒頭のシーンはめちゃくちゃ若いハリソン・フォードが出ています。
これはすごい!若い頃にこんなシーンを撮っていたのか?と思いました。
しかしこれは、合成とかCGとかで「作られた」映像だそうです。
なるほど、それなら納得です。
これくらいのクオリティで映画を作ることができるのであれば、俳優は将来不要になるのかもしれません。
過去のお亡くなりになった俳優、あるいは時代を越えて、国籍を超えてCGで俳優たちを共演させたりとかすることも可能では?なんて思ってしまいますね。

さてインディ・ジョーンズシリーズですから、冒険活劇。
そして賑やかな追いかけっこ、奪い合いが展開されます。
今回はなんといっても、トゥクトゥクでのカーチェイスが見どころですよね。
面白いです。
あんな非力なエンジンの乗り物でカーチェイスなんてできやしないはずなのですが、そこは映画ならではの演出です。
楽しいですよね。
それ以外にも馬での逃走シーンや飛行機墜落など展開が早くて飽きさせないというこのシリーズならではのつくりになっています。
また過去の作品のオマージュが色々と散りばめられていて、ファンにはたまらない作品なのでしょう。

あらすじ

第二次世界大戦末期、アメリカ人の考古学者インディ・ジョーンズは友人の考古学者であるバジルとともにナチスに奪われた秘宝「ロンギヌスの槍」奪還しようとします。
その際に、バジルは負傷しますが、ナチスの科学者フォラーが偶然見つけたもう一つの秘宝「アルキメデスのダイヤル」の片割れを手に入れることができたのです。

第二次世界大戦が終わってからの冷戦時代。
アメリカがアポロ計画の月面着陸成功に沸く中、インディ・ジョーンズは、定年になり、長年勤めた大学教授を退職します。
バジルの娘のヘレナの名付け親でもあるインディ。
彼女から「アルキメデスのダイヤル」についての調査を依頼されます。
同じ頃、アポロ計画の協力者となっていたフォラーも奪われたダイヤルを取り戻すべく、ナチスの残党と共に暗躍します。
ここからはフォラー率いる旧ナチスの軍団とのダイヤルの激しい争奪戦が繰り広げられます。
結果、ダイヤルはフォラーたちの手に渡り、時空の歪を発生させ、タイムスリップします。


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