悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ヴィラ・サントリーニにて

娘の結婚式というか写真を取るためだけのセレモニーです。
娘婿は、本当はこういうものはやりたくないのでしょう。
私達夫婦はちょっと寂しい気持ちはあるものの、本人たちがそれで良いなら余計なことは言わないでおこうと思っていました。
やはり娘はウェディングドレスは着たいみたいで、それなら、コロナでこれまで会えなかったのでこの機会にというわけで、婿の実家のある高知県へ行ってきました。

南国土佐、イメージだけはありますが、高知県には行ったことがありません。
大阪からだとそれほど遠くはないとは言え、なかなか行く機会もないものです。
しかし、車で行ってきたのですが、高速道路が整備され、時間にゆとりを持っていれば、飛行機やバスなどで行くよりは便利でしょう。
現地へ公共交通機関で行っても、やはり四国で車がないのはかなり不自由なようです。

余計なことばかり書きました。
娘が選んだホテルはリゾートホテルのヴィラ・サントリーニというところ。
もちろん知りませんが、高知県でも海側の突き出たところにある場所です。
エーゲ海をイメージしているらしく、建物もとっても変わっています。
私たちのような年寄が泊まるホテルではなく、若いカップル向けのホテルですね。
とりあえず移動はすべて階段です。
その階段、段差がエーゲ海の街並みをイメージしているのか、真っ白なんですね。

 

www.villa-santorini.com

こんなところです。
若い人たちには人気のあるリゾートホテルらしいです。
部屋数などをあまり考えていない独創的な造り。

なんと1階はプールがあります。
もちろん今の時期に入る人はいませんけどね。
雰囲気はいいです。

こんな感じの部屋があります。

娘の簡単な挙式を行いました。
親族だけ、と言ってもあちらの両親と私達夫婦と息子のみです。
あちらの息子さんは一人息子さんで、娘は義理の母から、とても可愛がられています。
娘がいないのでやっぱり嬉しいものなんでしょうね。
ちなみにあちらのお父さんは私より一つ年上ですが、見た目もやっぱり同世代。
そして話には聞いていましたが、ものすごく優しそうな方です。

挙式の後、一緒に食事会もありました。
その時にお話しただけなのですが、肩のこらないいい感じのご家庭ですね。
娘夫婦は大阪で2人で決めた賃貸マンションで暮らしています。
今はマイホームゲットのために一生懸命お金をためているとか。
散財気味な娘ですが、婿殿は真面目ですし、将来のこともしっかり考えているしっかりものです。

コロナでなかなか顔合わせができず、今回挙式を上げて写真を撮ってもらうのが、目的だったようです。
二人の写真をこっそりと掲載しましょう。
プロのカメラマンが沢山写真をとって、その中からできの良いものをチョイスしてくれるんでしょう。
カメラマンの作風とかもあり、2人で今回のカメラマンを選んだようですね。
カメラマンさんが言うには、「新郎、新婦」ではなく、「王子」と「姫」でした。
なかなか営業のトークもできる人なんでしょう。
そういうことをスムーズに言えるタイプじゃないとこういうのは難しいのかもしれませんね。

天気はずっと良かったのですが、この結婚写真のタイミングで小雨が降っておりました。
我が娘は昔から雨がつきもの。
と思っていたら、婿もどうやらそのようです。
あちらのご両親もその点は笑っていましたね。
二人の力は凄いのでしょう。
はじめて私達夫婦と会うときは、バケツを引っくり返したような土砂降りでした。
それから見れば穏やかな天気です。


写真撮影が終わり、簡単な人前結婚、誓いの言葉。
そしてそれが終わると、両家の顔合わせでの食事会となりました。

大変美味しかったですし、ワインも頂きました。
その後、歓談も終わり、婿殿のご両親は帰宅されました。

 

私たちが寝泊まりした部屋です。
なんと、ドアを開けたらすぐにプール。
酔っ払って部屋を出たらそのままドボンしそう~!って妻と娘に最初に言われてしまいました。
そんなに酒飲みではないはずなんですけどね。


こんなお部屋です。
シンプルです。
何もない、と言ってもテレビくらいはありますし、小さな流し台もありました。

 

子こちらはベッドルーム。
この部屋も全くなにもないほどシンプルです。

 

洗面台とトイレは一緒になっています。
また洗面台はアクリル製なのか、クリア素材でなんだか不思議な感じですね。
横の部屋(寝室)との通路は普通に出入りできるので、トイレ側のドアに鍵がついているのが意味不明です。

ジャジャ~ン。
なんとも立派なジャグジーバスでした。
この中にボディソープを入れて泡風呂にして、王侯貴族のような気分を味わってみよう!と。
実際に楽しみましたが、事故も発生。
後ほど。

 

夕暮れ、ライトアップした感じも素敵でしたね。
幻想的というか。

婿に誘われ、高知市内へ食事へ。
お酒が飲み足りないと思われたのか、居酒屋へ。

まずはビール。
ただ、生中では芸がないということでもないですが、地ビールをいただくことに。
津野山ビールを注文。
すると緑の怪しい青汁がやってきました。
「これは失敗したかも?」と思いつつも飲んで見れば、お茶の味がするビール。
もちろんビールの味ですが、風味はお茶なんですね。
美味しかったです。

高知に来れば当然カツオのたたきでしょう。
藁焼きという独特のやり方らしいのですが、確かに香ばしいし、臭みが全くなりません。
塩たたきが元祖らしいのですが、塩味とタレ味、それぞれいただきましたね。
絶品です。
ふだんはカツオのたたきなんかあまり食べませんが、やっぱり本場は美味いです。

これはウツボの唐揚げ。
水族館でウツボを見たばかりだったので若干引き気味でしたが、食べてみるとさっぱりした味としっかりとした歯ごたえです。
白身魚のようですが、歯ごたえがあるんです。

その後は美丈夫、船中八策といった土佐の銘酒を頂きました。
酒盗という魚の内臓を使った塩辛が独特の臭みがあって、酒がないと食べられないような感じです。
なるほど酒盗という名前もうなずけます。
たたきのお寿司やら、四万十鶏の塩焼き、あおさのりの天ぷらなど、気がつけばお腹もいっぱいになっていました。
ダバダ火振という栗焼酎のお湯割りを飲みながら、いい気分でホテルへ帰っていきました。

 

もうよい時間だったので、先程のジャグジーバスで泡だらけにして王侯気分を味わおう!と張り切っていました。
多分多少は寄っていた勢いもあったのかも。
泡だらけのお風呂で気持ちよかったのですが、思っているより浅い風呂だったのでヒョイとまたげば外に出られると思ったのですが、風呂の底の位置と比べて、風呂場の一が低いために予想外につんのめってしまい、なおかつ体中が淡だらけであったものですから、風呂場でスッテンコロリン
膝を思いっきりぶつけてしまったようです。

帰宅してから見てみると、青あざになっていました。



 

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