悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

平日の休日

シフト制ということもあり、平日が休みの日もあります。
今月は父の墓参りにも行っていないので、月末間近でようやく行くことになりました。
やはり毎月行っているので、行っていないと落ち着かない気もします。
なくなった父にとって、私の長女は初孫ではありませんが、私が長らく父と一緒に仕事をしていたこともあり、我が娘は本当に可愛がってもらっていたのです。
娘の結婚についてもきっと祝福してくれると思っています。

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墓参りのあとは、お蕎麦屋さんでそばを食べてから、娘の家に行きました。
新居ではなく、今住んでいるところを片付けるために。
すでにほとんど片付いていて、備え付けの家具しかない状態でした。
娘は仕事なのですが、在宅勤務。
会社貸与のパソコンとスマートフォンがあれば、どこでも仕事ができるとのこと。
その後、新居に婚姻届の書類のサインやら、荷物の移動などもありました。
婿殿は有給休暇で休みをとっているので、あまり押しかけるつもりはなかったのですが、会社に出す書類のタイミングもあるとのことで、急遽行くことになったのです。
天気も良かったのですが、車のエアコンの調子がいまいちです。
窓を開けて走ったほうが涼しいくらいですね。
同乗している娘には悪かったです。
ディーラーに行ってみてもらわないといけませんね。
エアコンは動いているけどほとんど冷えないので、冷媒が聞いていないような感じです。

婿殿に会うのは二度目ですが、前回はスーツで堅苦しい感じでした。
今日は打って変わってラフな格好。
やっぱり若々しく、いい感じ。
我が娘ながらいい人を見つけたなあ、と思っています。
だから娘も幸せそうに見えます。

婿殿は有給休暇をとっていろいろな手続きをしています。
娘と休みの日には家具やら電化製品やら一緒に買いに行ったりしているみたいです。
昔とは違います。
嫁入り道具をトラックに積んで、紅白の帯をかけて送り出す〜
そういうシーンはないのです。
うちの母はそういうものを期待しているようですが、向こうの親御さんも遠方であり、そういうのもなしで〜という感じなんですね。
妻も親の見栄でそういうことをするのはやめようという感じです。
見栄を張るほど財力がないといってしまえばそれまでですが、困ったときに相談に乗ってあげるほうがよほどいいのでは?とも思うのです。
派手な式やら嫁入り道具などがあっても、別れてしまうときにはあっけないものです。
私は幸い経験がありませんが、友人にも立派な結婚式を上げても1年も持たずに別れる人もいました。
まあ、合わなければ分かれるのは早いほうがいいとも言えますが、せっかく縁あって、お互い好意を持ったからこそ結婚したわけです。
嘘をついて結婚したりすると、結婚後、ボロボロとメッキが剥がれて、別れてしまうんでしょうね。

新居はこざっぱりしたきれいなところです。
贅沢なところではないですが、それなりに負担もあります。
ただ、ふたりとも仕事を持っているので、力を合わせて真面目にやれば問題ありません。
婿殿も真面目な青年で、我が娘がちゃんと家庭生活を送れるのか心配ですが、少しずつやっていけばいいでしょう。
婿殿は娘よりも一人での生活が長いので、料理とかある程度できるらしいです。
料理なんて全然教えていないと後悔しているのが妻ですが、それでも教えた料理くらいはできるようで、美味しいと食べてくれるようです。
ありがたいことです。


嫁入り修行なんてものも今の時代には流行らないのだろうと思います。
あれもこれもできると言われても、その人に合わなければ、押し売りと同じです。
女性も仕事をし、男性も家事もする。
必要なスキルは家庭ごとに違いますし、必要になればそのスキルを学べばいいのです。
と、家庭全般の細々としたことができないくせに偉そうなことを書いてしまいました。

娘と分かれる際には振り返りませんでした。
娘の結婚は、婿殿にも申し分なく、とても嬉しいのですが、正直言って寂しさもあるのです。
娘は家を出て独立して2年。
だから今更なんですが、遠くに行ってしまった気もします。
まあ、結婚しても娘は娘なんですが、家庭を持つとそちらが中心です。
幸せそうに見えるのでとても嬉しいのですが、なんとも言えない寂しさがあるのです。



 

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