昨日、Go Toが停止となったことで、期待していた旅行業界はがっくり、という話を書いた。
年末年始の書き入れ時に、Go Toはなしになった。
そう思っていたら、キャンセルを受けた事業者に50%の保証をするという。
そうなのか、と思っていたものの、いや、ちょっと待てよ。
キャンセルして損をするのは、キャンセル料を払うお客じゃないのか?と思う。
なんで、事業者に保証するんだろう?
保証するなら、キャンセル料を取られた個人じゃないのか?と思うのだが・・・。
それにその保証されるお金はどういうふうにどこに渡るのかがよく見えてこない。
また変なルール作って、仕事の現場が混乱するようなことばかりは、やめてもらいたいものだ。
そしてお金を使うといっても、それは税金。
つまり国民のお金。
Go Toキャンペーンを中途半端にぶち上げておいて、感染拡大。
経済の波及効果は今ひとつ。
責任者たちは何もお咎めなし。
なんだかな~という気もする。
旅行業界の会長に政府与党の大物が座っているというのが大きい。
だからコロナで困っているのは旅行業界だけではないのに、特別扱いという気がする。
本来最もお金をかけるべきは、崩壊が始まっている医療だろう。
特に看護師不足、病床が足りないという状況になっているが、そこにお金を投入する気はないのだろうか。
近所にある府立病院もコロナの重篤な患者を受け入れているが、そこで働く医療関係者は大変な思い出働いている。
にもかかわらず、金銭的なメリットも特別良いというわけではない。
従事する人たちの良心によって支えられている。
ちなみに府立病院と読んでいるが、現在は大阪急性期・総合医療センターという名前に変わったらしい。
昔から府立病院と読んでいるので、どうも新しい名前はなじまないところ。
とまあ、こんな愚痴を言ったところで始まらない。
私達普通の人間は、感染しないように、これまで通り「手洗い」「マスク」「密を避ける」などを継続していくしか無い。
こんな状況にあっても、本当に大切な優先順位すらわからない人たちには困ったものだ。