悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

志村けん

お笑い界の巨星がお亡くなりになった。
志村けんの名前を聞いて知らない人はほとんどいないだろうと思われるくらい、広い世代で愛されたコメディアンである。
私の子供時代はドリフターズの全盛期で毎週土曜日の「8時だよ全員集合」はもはや見ていない人は庶民ではないというほどの番組で、銭湯がその時間だけは空いていて、番組が終わった後に混みだすというほどであった。

そんな伝説的な番組にあって、志村けんは後から加入したメンバー。
志村けんは最初はドリフ見習いであり、スターは加藤茶だった。
しかし加藤茶だけだとおそらく人気のあったドリフもあれだけ長い間、番組を続けることはできなかったと思う。
加藤茶に加えて、志村けんが人気者になったからである。
志村けんは様々なギャグを連発し、それらはたちまちブームになった。小学生の子供はみんな真似をし、教育関係者からすれば、けしからん番組ということになろうか。
ドリフに人気が落ちて、8時だよ全員集合も終わりを迎えたが、志村けん加藤茶の番組は人気があった。やはり面白い人は面白いのだ。
志村けんはドリフ時代も様々なギャグがあったが、解散してからも「バカ殿」シリーズやぼけ老人の食堂のおばあさん、大丈夫だ?おじさん、あるいはちょっとエッチな医者で会ったりと笑いのネタには事欠かなかった。

やはり彼は笑いの天才、笑いの神がついていたのだと思う。

コロナウイルスに感染し、公表してからわずか1週間。あっという間の出来事であった。
残念でならない。

 

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