悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

マイティ・ソー バトルロイヤル

明日は急遽仕事になった。
せっかく連休だと思ってのんびりしようと思っていたが、そうもいかず。
というわけで朝からバタバタしながら、インフルエインザの予防接種をさっさと済ませて、息子と映画を見に行ってきた。
マイティ・ソー
1作目、2作目、そしてこの作品ときちんと続けてみているが、別に続けてみていなくてもいいかもしれない。
マイティ・ソーシリーズよりも見ておきたい作品はアベンジャーズシリーズである。
映画は1作目の格調高いヒーロー物とは全然異なり、コミカルな演出が盛りだくさんの映画である。
そしてその笑いが出るのはMARVEL映画が好きでアベンジャーズもきちんと見てシーンをしっかり思い出せる人たちである。そう、私や息子のように。
ドクター・ストレンジも登場するが、序盤のところのみ。
物語の核心には全く関わってこないので、カンバーバッチという貴重な俳優の無駄遣いとも言える。
なぜドクター・ストレンジを持ってきたのかがいまいちわからない。
マイティ・ソーシリーズに登場していたアスガルドの戦士役であった浅野忠信もあっけなく殺されてしまう。そう、活躍することもなくあっけなく。
ただ、強いものに尾っぽを振って生きながらえるのではなく、立派に戦士として戦って散ったのだが。
命を惜しんで延命を計った登場人物もいるが、あの時に戦って死んでしまえば、それまでであり、生きながらえるというのも一つの方法ではある。
ともあれ、この映画は主人公ソーはもちろんだが、その弟のロキとハルク、ヒロイン的な存在感ではないが、ともかく強い女性のヴァルキリーが活躍する。
敵は今回初登場の姉であるヘラ。
姉と弟たちが戦うので、要するに兄弟喧嘩だが、まわりは大迷惑である。
大悪である死の女神ヘラとの戦いはギャグはあまりないが、それ以外の登場人物たちは皆笑いのネタを持っているのである。
ソーは自慢の長い髪をバッサリと切られてしまうし、ロキとの腐れ縁ならではの面白いシーンもたくさんある。
そしてハルク。存在感がやはり凄い。
あまりお笑いに向かない存在かと思っていたが、そんなことはない、なかなか笑えるのである。

お笑いになった原因はグランドマスターという辺境の惑星の支配者が原因かと。
主人公でも敵役でもないが、独特の存在感があった。
さすがジェフ・ゴールドブラムという感じ。老けたなあ。

主人公のクリス・ヘムズワースのムキムキぶりにも更にパワーアップした感じ。
ヘラ役には悪女をやらせたら彼女と言うくらいのハマり役のケイト・ブランシェット

MARVELヒーロー物なので、結末はわかっている。
ストーリーも特にこったものではないが、大変面白く見た。
結構人気もあるのか、ほぼ満席だった。


MARVEL好き、アベンジャーズのファンは見るべし。
というかそういう人はまず見に行くと思う。

YouTube
日本向けの紹介動画らしいが、公式みたいである。
日本昔話風につくってあるが、もうめちゃくちゃである。

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