悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

食品誤表示の問題

誤表示、偽装、言い方は違うが、消費者にとっては嘘をつかれたことに変わりない。
あくまで誤表示である。
悪意はないと言い切るホテル側。
レシート無しでも返金に応じるとかも異常な事態。
それにまつわるコストは億単位になりそうだとか…。
しかし本来のお客様、ホテルで食事をする方は食事代のはした金の返金を求めるために殺到するとは思えない。
つまりここに返金に求めに来る人はかなり嘘つきが含まれていると思う。
本来のお客様は返金を求めるのではなく、今後は利用しないという行動を取るだろう。
誤表示、偽装はあるにせよ、それなりの料理を食べたわけだから、いまさら返金というのもどうなんだろうと思うけど、以前も食肉偽装で普段肉を買いに来ないような奴らが大勢押しかけて普段買わないような大量の肉を買ったと言いはって返金を求めていたという報道があった。
偽装の問題は憎むべきことだが、その問題に乗じて利を得ようとするあさましい人間の姿はなお醜い。

それはともかく、マスコミ各社はこぞってこの問題を大きく取り上げている。
どの口がそういうのかと思ってしまう。
嘘や捏造はテレビの得意技ではないか。
そんなものよりも「ほこたて」のやらせの問題は取り上げないのだろうか?
テレビ局同士でも紳士協定みたいなものでお互いの悪いところはかばい合いをするのだろうか。
偏向記事や捏造、やらせなんかは根底的にはこの食品表示偽装問題よりも悪質だと思っている。

くだらないニュース、芸能人のための話題提供など公共の電波を使って行うこととは思えない。
局の新番組の宣伝ばかり。そのために読んできたゲストとのトーク
芸能人が好きな人は見ていて楽しいだろうけど、そういう番組ばかりになってしまうと本当につまらない。
ギネス級の長寿番組である「笑っていいとも」が終演を迎えるというニュースもあった。
当然だろう。今の日本であんな笑いはいらない。
「笑っている場合じゃないんですよ」である。
笑いというのも本来は芸能であるはずで、芸人同士に恥ずかしい部分をいじって笑いを取るというのが見ていて不快。
そういう安易なお笑いタレントが増え、そんなタレントばかりでテレビ番組が作られている。
面白いはずがない。

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