悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Officeソフト

パソコンが普通の道具となってからかなりの年月になる。私が若い頃にはまだなく、パソコンが使えるというと「変わっったやつ」と言われかねないくらい。
パソコンの使う理由としてはインターネット、メールというものがあるが、最近は完全にスマートフォンタブレットなどに取られてしまった気がする。ビジネスはともかくプライベートな利用ではわざわざパソコンでメールやWEBを見たりするのは少数派になりつつある。
ともあれ、まだまだパソコンは健在である。ビジネスではパソコンがない仕事は考えられないほど。
その中でもポピュラーなのがOffice。
私が初めてパソコンを触った頃にはWindowsがなく、ワープロといえば、一太郎表計算ロータス1-2-3であった。使いこなすと言うには程遠いが、便利さは感じた。
Windows時代になり、ロータスは廃れ、Excelが台頭。グラフィカルで操作もわかりやすく、たちまちスタンダードとなった。Excelは機能をどんどんアップさせ、その地位を不動のものとした。今やExcelを使っていない職場はないと思う。Excelから離れることができれば、AppleにもLinuxにもビジネスに入っていくチャンスはあると思うほどだ。
WordとExcelを買ったのはWindows3.0を買ったときに同時に購入した。Officeというパッケージはなく、それぞれフロッピーディスクで提供されていた。価格はそれぞれ58000円だったと思う。恐ろしし値段である。
Windows95になってソフトウェアがCD-ROMで配布されるのが普通になった。Office95もCd-ROMでアップグレード版を購入したと思う。いくらだったのかは忘れたが、1本のソフトが58000円の頃と比べるとずいぶん安かったと思う。
それからはOSの更新と合わせるかのようにOfficeも2000、XP、2003、2007、2010,20213、2016と上がってきている。もう違いなんてものはわからないし、そもそもOfficeを使う人間でもない。使われているくらいだwww。
機能なんて大昔のOfficeのソフトでさえ十分すぎるし、何も望んでいない。にもかかわらず、アップグレードをするのがさも当然のようになってしまっている。2007のときのインターフェースの大幅な変化でも多くの人が困っていたが、それ以上に拡張子がxlsからxls担ったことのほうが大きいようにも思う。xls形式は圧縮されているのかファイルサイズがかなりコンパクトになる。そういった点は大歓迎だが、あまりインターフェースはいじってほしくはない方である。とはいえ、今2003より前のバージョンを触ると結構うざいのかもしれない。リボンインターフェースはそれなりに考えられている操作系だとは思う。
新しいOfficeが全て悪いとは言わない。ただ、値段に見合うアップグレードかどうかはわからない。昔のことを思えば安くなって入るが、もっと安いOffice系のソフトもある。機能的にはそれで十分なのだが、互換性を考えるとMicrosoftの純正Officeを使わざるを得ないのが現状。

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