悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ノア 約束の舟

久しぶりに映画に。
クリスチャンでもないし、聖書のことはよくわかっていない。
今回の映画をどう評価して良いのかわからないし、非常に地味な映画である。
おそらくキリスト教徒には受け入れられない映画だろうし、そうでない人にも受け入れられにくい映画だと思う。
ノアの箱舟」という言葉は多くの人が知っていると思うが、細かいところまでは知らないというのが大半だと思う。
私も映像で見るのは初めてだし、詳しいことはよく知らない。今回の映像がベースとなってノアの箱舟のことを誤解しないようにしないといけないかもしれない。結構批判はあるようである。

主人公ノアを演じたのはラッセル・クロウ。その妻にジェニファー・コネリー。息子の嫁にハーマイオニーエマ・ワトソン。それぞれの俳優が素晴らしい迫真の演技をしており、映像も迫力があって映画としての出来は悪くはないが、なんだかしっくりこないのはやはりテーマが神、アダムとイブ、人類を一旦滅亡させる…どうも抽象的な部分が多く、現代の無宗教な日本の、私のような人間には到底共感できないような事が多かったためだと思う。
息子は全くこの映画を否定。ま、そういうものか。


予備知識があればもう少し深いところで色々と考えさせられる映画かも知れないし、逆にもっとつまらなく感じるかもしれない。
地味ですね。とにかく地味です。客の入りもあまり良くなかったですね。

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