悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

アベンジャーズ

以前から息子と見に行く事にしていた、楽しみにしていた映画。
アイアンマン、アイアンマン2、ハルク、インクレディブル・ハルクマイティ・ソーキャプテン・アメリカとこの映画に登場するヒーローたちのバックグラウンドの映画も全て見ている人間にとっては見たくてたまらなかった映画である。多くの映画のラストシーンというかエンディング後のサービスシーンでこの映画のための伏線が張られている。
本日見に行ってきた。日本語吹き替えで。朝1番の時間だったのでそれほど混んでおらず、ゆっくりと見ることができた。
ストーリーはともかくキャラが強いものが寄って一つの映画にするというのは難しい。細かいところに突っ込みどころは色々ありそうだが、迫力のある映像が次から次へと出てきて飽きさせない。これぞハリウッド娯楽超大作の本流という感じの映画。頭を空っぽにして見ているだけで十分楽しい。
アイアンマンが非常に目立っている。こういう映画には見せ場がいっぱいあるキャラクター。今回のニュースーツも変身シーンは何度も見返したくなる。新しいスタークのビルの着陸台でスーツを脱がしたりするシーンもいい。
ハルクがチームとしてどう立ちまわるのかというのを期待していたが、まずまずである。一番驚いたのは台詞があったこと。まさに「ハルクが喋った〜!」と思わず唸ってしまった。
ブラック・ウィドウとホークアイは生身の人間で今回のスーパーヒーローでは分が悪い。それでも見所をたくさん作ってバランスをとっているのは見事だと思う。特にブラック・ウィドウの登場で「今、仕事中で忙しい」といった後のシーンはしびれた。
キャプテン・アメリカは想像通り、服装がいじられていた。あのヒーロースタイルは時代を感じさせすぎる。マイティ・ソーも神なので立ち位置が難しい。この二人が地味な感じになってしまったのは残念。
一番活躍したのは今までチョイ役に過ぎなかったニック・フューリー長官。今回はアクションもあり、ヒーローを束ねるボスとしての貫禄があった。しかし宮仕えであるというシーンもいくつか出てきて、ちょっとガッカリ。
コールマンという長官の右腕のエージェントもなかなか憎い。今回も脇役に徹しているが、良い感じ。キャプテン・アメリカのファンであるらしい。

素直に面白かった映画で、息子ともども非常に楽しめた。

日本よ!これが映画だ!という挑戦的なキャッチコピーである。くだらないストーリーとCG画像は見たくないという拒絶反応のある方はともかく、単純にアクションや迫力のある映像を見たいヒト、ヒーロー物が好きな人は絶対に見ておくべき作品である。


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