悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Jリーグ低迷

日本代表がワールドカップ出場を決めたときは大いに盛り上がり、コンフェデレーションズカップでも放送は微妙な時間ばかりであったにもかかわらず、多くの人が注目していた。
日本代表というコンテンツは多くの人の注目するところである。
しかしながらサッカーが人気があるというわけではない。Jリーグは観客動員数など低迷しているようである。
Jリーグの各チームの経営状況も厳しいところばかりのようである。

人気の日本代表にあやかって動員数を増やしたいJリーグだが、日本代表の選手が海外組に占められているため、国内空洞化を起こしているということらしい。
しかし一旦世界のレベルを見たファンはJリーグレベルのサッカーを見たいとは思わないし、そこまでサッカーが好きということでもないようである。
日本代表というものを応援することで日本国民の一人であるという気持ちを共有できる、ちょっとしたナショナリズム体験?ということもあるのだろう。

Jリーグも得点を決めるスターは多くが外国人であり、しかも世界に名が通ったスターというわけではない。
海外で活躍する日本人選手はごく一部だが、プレーをしている仲間や敵チームには名の知れたスターもおり、やはり華がある。

地域密着でコンセプトは良かったが、チームが増えすぎて、レベルが低いチームも多すぎるのではないかとも思う。
プロとして金をとって見せている以上、つまらない華のない試合をしているようでは客も集まらない。
まだまだサッカーという文化は根付いていないとも言えるのではないか。

インターネットや世界中のテレビが見れる時代。サッカーファンですらレベルの高いサッカーを見れば、Jリーグに物足りなさを感じるだろう。

そういうレベルのJリーグから才能のある若い人ほど海外志向である。当然だと思う。
海外の有名選手も日本国内でプレーしたくなるような魅力的なリーグにならない限り、今後もJリーグに客が戻ってくることはないと思う。

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